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雨漏りを知るには、まずは雨仕舞を知ることが基本【雨漏り110番浜松店】

2019.07.09 雨仕舞,プロフェッショナルとして,正しい知識,雨漏りに取り組む,コラム

本日は雨漏り110番浜松店の久保田が担当します。
よろしくお願いします。

雨漏りを直すためには、構造を知らなければというお話を前回書かせて頂きました。
新築時の状態を理解するからこそ、不具合の有無について導き出せるわけですが、この前段として、必ず知るべきことがあります。
それが「雨仕舞」というものです。
そして雨仕舞を理解するために必要なことは、雨水にかかわる力です。
このような分野は、建物に向き合ううえでの基礎基本となるのですが、目を引くような華やかさがあるわけでもなく、ことさら取り上げられるわけでも無いため、建物に必要であるにもかかわらず、一般の方々が目にしにくい分野でもあります。では目にすることが難しいのか?というと、実はいくつかの書籍も発刊されており、その中には私自身が教科書の一つとして何度も読み返しているものがあります。
その書籍とは、石川廣三先生が書かれた「雨仕舞のしくみ 基本と応用」です。
この書籍の中身は、石川先生のいくつもの論文をまとめたものですので、中には物理や数式も書かれているため、このような分野が苦手な場合、ちょっとハードルが高いと思われるケースもありますが・・・。
しかし、数式を覚えなくとも理解できるように、たいへん読みやすく書かれているので、活字にアレルギーを持たなければ大丈夫です(笑)

ちょっと話がそれましたが、私がこのコラムを読んでくださる方に知っていただきたいことは、雨仕舞の物理や数式の話ではなく、雨水にかかわる力です。
この雨水にかかわる力は、物理の話ではなく、もっと簡単な理科の話。
そんな簡単な話なんですが、当たり前すぎて案外見過ごしているケースも多く、それが故に雨漏りを見る際にイメージ不足に陥ることもあるため、是非とも「知る」というよりも「確かにそうだよね」と言ってもらえるレベルのものだと思っています。

そこで、この力について下の表にまとめました

この表の文言のうち「重力」の話など、そんなの当たり前過ぎると言われると思います。
しかし、建物の雨漏りを見ていると、雨水浸入位置を探しながら、それがなかなか見つけられない時の心の迷いから重力の存在が希薄になってしまい、さらなる迷路に迷い込むことがあります。
これはある意味、追い込まれている状態になっているからこそだとは思いますが、雨水の浸入位置を探す側としては、解明に時間が掛かっているような場合、お客様からのプレッシャーにさらされ、思い込みや間違いを起こしてしまう事もあるのです。

また、張力の話については、これまた身近過ぎて意識していないケースがほとんどだと思います。
界面張力や、界面張力の一つである毛細管張力、この毛細管張力を応用した身近なものであるストローなど、言われてみればという感じになると思います。

どちらにしろ、身近で当たり前の話ですが、それをいつでも目の前の建物とリンクさせることが出来ないと、雨漏りを見つける時間が大幅に長くなったり、雨漏りを直す際に適切な処置を施すことが出来ないケースもあるので注意が必要となるのです。

2019年7月9日
雨漏り110番浜松店
久保田仁司

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