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20年間止まらなかった雨漏りに終止符を・・・【雨漏り110番平塚店】
最終話「20年間止まらなかった雨漏りに終止符を!!」
7月と言えば梅雨の季節ですね。
今回のコラムは雨漏り110番平塚店の相馬が担当します。
どうぞよろしくお願いいたします。
地元、平塚市では、毎年7月上旬に湘南ひらつか七夕まつりが開催され、開催期間中は七夕飾りが綺麗に彩られました。
さて、最終話?と思われた方は、過去に掲載されました、「20年間止まらなかった雨漏りに終止符を・・・」
第一話「現状の確認」
第二話「雨漏りの確認」
第三話「これぞ雨漏り診断士の真の力」
をご参照ください。
今回はその続編となります。
では、最終話「20年間止まらなかった雨漏りに終止符を!!」をお話させていただきます。ゴールまでもう少し、今までお付き合い頂いた読者様へ・・・今回が最終章となります!
前回までのコラムで何度もお話をさせていただきましたが、雨漏りはそう簡単に解決するトラブルではないのです。
改めておさらいとなりますが、今回の物件での雨漏り箇所は以下の通り。
1階の窓の上からの雨漏り
1階のリビングの天井からの雨漏り
2階のキッチンの天井から雨漏り
2階のキッチンの壁から雨漏り
1物件で4箇所からの雨漏り、それが新築当時から20年続くという相当ハードな物件でした。
今回の物件でも『ヒアリング・診断をして』→『仮説を立て』→『散水調査』→『見つけるまで診断・仮説・散水調査を繰り返し』→『雨漏り箇所を特定』→『補修工事』→『雨漏りが再発しないか再度散水調査での確認』の手順で調査・補修工事を行いました。
散水調査で雨漏り箇所の見極めがしっかりできてから補修工事になるのですが、ただ工事をしただけでは終わりではありません。
なぜか?
雨漏りトラブルに関して一番がっかりする瞬間、それは補修工事後の雨漏りの再発です。
せっかくお金を出して補修工事したのに、雨漏りが止まらなかったらどうでしょう?
納得いかないですよね?
ここがお客様と業者間でトラブルになる特に重要なポイントです!!
雨漏りの再発にも2種類ありまして、
1、違う場所からの雨漏り
2、雨漏りが治っていなく同じ場所からの雨漏り
特に落胆するのが2の同じ場所からの雨漏りの再発です。
詳細は後述しますが、補修工事を行った後、雨漏りが再現しないか再度散水調査での確認が重要となります。
なので「補修工事×確認=工事完了」が大事となってきます。
補修工事をしても、工事後の確認がゼロならいくら掛け算しても結果はゼロです。
工事後にしっかり確認をする事で、今回の工事で雨漏りが治ったかの裏付けが取れるのです。
では、今回の補修工事の内容を、順を追って説明していきます。
まず、雨漏りの特定ができた箇所の補修工事を行っていきます。
タイルの下のモルタルから顔を出したのは、防水シートです。
劣化がひどく大きく穴が空いているところもありました。
問題箇所を明確にすることで、今後万が一雨漏りが再発した場合でも、同じ箇所から再発なのか、また違う箇所からの雨漏りなのか白黒の判断が出来るようになります。
補修工事は下地を治してからモルタルを再度塗りなおします。
そして今回は、タイルでの仕上げでなく、防水塗膜の塗装仕様に変更しました。
再発しないための工夫です。
そのほかの箇所も補修していきます。
的確な補修工事が出来るのも散水調査で雨漏り箇所をしっかりと見極めたからこそできるのです。
補修工事が完了したら最後に確認作業を行います。
確認作業はいたってシンプルです。
散水調査と同じ場所に、同様の時間散水をして確認をします。
しっかり時間を測って、雨漏りが再現しなければ補修工事の完了となります。
工事完了後は雨漏りの再発も無く、別の箇所からの雨漏りもなく、施主様の長年の悩みの種であった雨漏りからようやく開放されました。
これで20年間止まらなかった雨漏りに、無事終止符を打つことができました!!
これが雨漏り診断士の真の力だ!と声を大にしたいほど、思い出深かった案件だったこともあり、今回合計4話という長丁場の内容となってしまいました。
数多くの業者が補修工事止まりなのが現実なのです。
そのため、雨漏り補修を依頼しても、見当はずれの補修工事をし、補修工事後も確認をしない・・・。
そして結局、お金を出したのにもかかわらず雨漏りが改善しなかった。
でも業者はちゃんと工事したと主張する。
というお客様と業者間のトラブルが後を絶たないのです。
雨漏り工事のプロ集団雨漏り110番では、最終確認の散水が標準仕様です。
雨漏りを真実 × 誠実な対応で解決します。
今回も最後までお読み頂きありがとうございました。
2019年7月16日
雨漏り110番平塚店
相馬純