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千葉市緑区 屋根からの雨漏り修理【雨漏り110番千葉店】

2019.08.20 雨仕舞,プロフェッショナルとして,正しい知識,屋根工事,建築構造・建築施工,雨漏り職人,雨漏り修理の方法,雨漏り事例,コラム

■現場エリア 千葉市緑区

■住宅形態  木造住宅2階建て 在来工法 屋根セメント和瓦

■お問い合わせ理由

5年間位前から、天井にシミらしきものを確認していたがそのまま放置、ここ最近、数回雨の滴が床畳に落ちてくる様になり、はしごを使い触ってみたら天井材がふやけていてびっくり、慌てて電話しました。その結果、当社で雨漏り調査を行う事になりました。

■雨漏り調査の為の下見

現場は和室によくある目透かし天井で仕上げて有り、雨シミが目視でも確認出来ました。

押入れ天井に点検口があり、屋根裏が覗けた為、直接目視にて確認、野地板は杉の荒板厚11㎜程度、下葺ルーフィングはアスファルトフェルト、しっかり天井材裏側に雨シミが数か所確認出来ました。今回の場合、散水調査を行う事なく下葺材の張替・隅棟の積み直しにてご提案、雨漏り修理を行う事になりました。

■当社を知ったきっかけ  ネット

■築年数 約32年以上

■雨漏り発生個所 1階和室天井から

■雨漏り修理回数 修理はしていない

■調査方法 目視調査 ■調査時間 30分

 

■修理期間 1日

■雨漏り保証期間 5年

■原因部位 セメント和瓦下葺材の穴・破れから内部に浸入

■なんで雨漏りが発生したか?

・築年数に伴い、セメント和瓦の下葺材(アスファルトフェルト)が経年劣化及び表面に土ホコリ・ごみ等が蓄積して、下葺材の表面に流れた込んだ雨が軒先にスムーズに流れなくなり、滞留したものが、劣化したアスファルトフェルト穴から屋根裏内部に漏れ出たものと思われます

■雨漏り目視調査状況

■どんな修理方法を選択したか?

下葺材の張替・隅棟の積み直しにてご提案(高級下葺ゴムアス系改良型突起仕様を使う)

■担当者からのコメント

今回の雨漏りは、築年数が経過した瓦屋根からの雨漏り事例では、比較的多いケースです。

天井にシミがあり、その上が和瓦の場合は、まず、その部分を被疑箇所として疑います。次に多いケースは、大棟・隅棟のしっくい部分の劣化・乾燥です。その原因の特徴として、両箇所とも、使用されている材料の質が悪く(その当時は当たり前の様に使用されています)20年以上は対応出来ていない商品が殆どです。(必然的雨漏りです)

また、雨仕舞いの観点も欠落している様に思います。今回使用した下葺材は、表面に細かい凹凸が施されており、和瓦内部に入り込んだ雨が瓦桟で止まることなく、スムーズに軒先側に排出され易くなっており、価格的にも高価です。千葉店の場合、和瓦の下葺材の劣化が原因で雨漏りしたケースの貼り直しに使用する下葺材はこの商品を使用します。約1年4カ月経過しまたが、雨漏り再発の連絡はありません。

2019年8月20日
雨漏り110番千葉店
宮垣将一郎

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