極端な例えですが、雨漏り調査をせずに修理をするのは、お医者さんの診察を受けずに薬を処方するようなものです。つまり病気の原因や、そもそも何の病気なのかが全くわからないままやみくもに薬を飲んだり手術をしたりするようなもの。お医者さんの処方箋があればどこの薬局でも同じ薬が出ます。
雨漏り修理も同じなのです。雨漏りの専門家、雨漏りのプロである雨漏り診断士が雨漏りの原因を突き止めて、雨漏り修理の処方箋（工事指定書）をつくれば、あとは専門の職人さんが治せます。原因さえわかれば職人さんが治すことができるのです。
しかし、薬剤師さんでは病気の診察ができないように、残念ながら職人さんやリフォーム会社の営業マンには雨漏りの原因を診断することはできません。雨漏りにおいて、雨漏りの原因を特定することが一番難しくて、なおかつ一番大事なのです。そんな一番難しくて一番大切な雨漏り調査を無料でやるということがどういうことか想像してみてください。ドラッグストアで無料の診察をするようなものです。簡単な風邪ならそれでも大丈夫かもしれません。しかし、原因不明の体調不良や激しい痛みがある時に医者の診察を受けずに薬を飲む人はいないでしょう。建物も同じです。
簡単な塗装工事や防水工事なら診察なしでも大丈夫でしょうが、原因不明の雨漏りは建物のお医者さんでもある雨漏り診断士の診察なしに治すことは難しいのが現実なのです。