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雨漏り修理のトラブル 東大阪中央店
雨漏り110番 東大阪中央店
先日、ホームページからご相談がありました。
自宅から雨漏りがあり地元の大手リフォーム会社に相談したところ「屋上の陸屋根に問題があるので修理しましょう。」と200万かけて屋上の防水工事を施工したようです。
お客様からすれば大手のリフォーム会社の提案なので間違いは無いと思ったそうですが雨漏りは全く止まらないと言うご相談の内容でした。
その後、お客様とリフォーム会社の話し合いの結果、雨漏り調査を実施することになりましがお客様の中でリフォーム会社に対する不信感があり私に連絡がありました。
まとめてみるとお客様の不信感に対する内容は以下の通りです。
- 雨漏り調査は修理前に行うべきではないのか?
- ほかに原因があるとすれば屋上の防水工事は余分な工事ではなかったのか?
- 原因が調査で解ったとして修理する場合も新たに工事費用を負担する必要があるのか?
要約すれば大体1~3の内容だったので私なりの意見をお話しさせていただきました。
- 雨漏り調査は修理を行う前に原因を特定する必要があります。
理由として、修理の範囲を決める事が出来ないからです。 - 陸屋根の防水工事が余分であったかは現状では解らないと思います。
もしかすると原因の一つで工事をした部分については止まっている可能性もあるからです。 - 例えばリフォーム会社が2番の見解ならば当然、新たに発見した雨漏りの侵入口に対する
修理費用を求めてくる可能性があります。
正直、私の返答の2番と3番に頭を悩ませていたようです。
もちろん、お客様が雨漏り修理のプロセスを知る由もないので気の毒な話だと思いますが・・・
リフォーム会社と今後の話し合いをする上で相手の言い分を想定してアドバイスをさせていただきました。
では、ご相談いただいたお話から修理にいたるまでのプロセスはどこに問題があったのでしょう。
まず、なんといっても雨漏りの調査が無いままに修理を行った事が1番の問題点だと言えます。事前に調査をしていれば陸屋根の防水工事をする必要があったかどうかも解ります。また、雨漏りが止まらず再調査で新たな侵入口が発見されてもリフォーム会社の初回の調査ミスになるのでお客様のその後の負担についてはかなり低いものになると思われます。
更に、お話しすると
建築会社・リフォーム会社は建てたり改装をすることでは素晴らしい技術を持っていますが雨漏りに対しての専門家ではありません。
リフォーム会社 に依頼された職人さんも同じく建てる事に対するプロであり雨漏り修理をするための雨仕舞のプロではありません。
限られた条件の中で、いかに正しい状態にもどせるかは一個人や企業では限界があり多くの情報を共有できるネットワークとシステムが必要になります。