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「雨漏りを発生させてしまう塗り替え?」 小平店

雨漏り110番 小平店

雨漏り110番小平店の米澤です。
前回のコラムでは一次防水と二次防水についてお話し致しました。
つまり一般的な木造住宅では表面にくる仕上げ材や外装材の防水性能と屋根や壁の内側に施すルーフィングや透湿防水紙の防水性能の二つの防水機能によって雨水の侵入からお家は守られていて、そして雨が漏れるということはそのどちらにもなんらかの不具合があるということですというお話しでした。
屋根や壁の内側にも問題があるのだとしたら、表面を塗装するだけでは雨漏りの解決にはならないということがお分かりいただけるかと思います。
さて今回からは、塗装することで雨漏りを直すどころか酷くしてしまう、もしくは雨漏りを発生させてしまうというお話しをしたいと思います。
雨漏りの有無にかかわらずお家を維持していくためには定期的にメンテナンスをしていかなければなりません。外装材の劣化によって保護性能が低下し内部に水分が入るようになると、傷みはどんどん進んでしまいます。
そこで屋根や外壁の塗り替え工事を行わなければという事になるのですが、ここに落とし穴があるのです。


※外壁のヒビ割れ(クラック)雨水の侵入で雨漏りにつながることもあります。


※さわると白い粉が付くチョーキング、塗膜性能の低下を表しています。

お客様はどのように施工業者をお選びになるのでしょうか?
「屋根の瓦が割れているようだから見てあげますよ」
「壁がヒビ割れているからこのまま放っておくと壁が崩れてしまいますよ」
「ちょうど今、キャンペーンでこの地域の方からモニターさんを募集しているんですよ」
今でもこの様な言葉で声を掛けてくる飛び込みの営業業者もいるようですが、さすがに消費者の皆様もしっかりと学ばれていらっしゃるので「騙されないぞ」と用心されていることと思います。
今は多くの方がインターネットで調べ、業者のホームページを確認してから何社かを選択し、相見積りを取られるのだろうと思います。塗り替え工事で失敗しないためや悪徳リフォーム業者に騙されないためにはとても大切なことだと思います。ここで注意したいことは「誰が来て、誰が施工するのか」ということです。
ホームページは見やすいし、会社の規模もしっかりしているようだ、施工例もたくさんあるし、最初に来た営業さんもいい人そうだった。それでも工事は下請け業者に丸投げかもしれません。
誤解があるといけませんので少し付け加えておきますと、下請け業者に施工を依頼する事自体は建築業界におきましては当たり前の普通のことで、その事自体が悪いと言っている訳ではありません。建築知識のある監督さんがしっかりと工程ごとに指示し、監理出来ているならば何も問題はありません。ただ丸投げになり施工業者がどのように作業しているのかも解らないまま現場が進んでいるような場合は注意が必要です。
下請け業者にはお客様の顔が見えておりません。お客様がどのような思いで工事を依頼したのかが解りません。
元請け業者から言われた通りのことをいくらで行なうのかということしか見えていない場合が多いのです。言われたことしかしてこなかったので間違ったことを間違ったまま覚えてしまっている職人も少なくありません。この様な業者に施工を依頼してしまった時に塗装工事をしたことで雨漏りを発生させてしまうという結果を起こしてしまうことになるのです。
木造住宅の構造や雨仕舞いに関する知識が薄い、ただ塗るだけの塗装職人が塗ってはいけない所や塞いではいけない所を知らないまま塗ってしまったことで雨水の排出が出来なくなり、雨漏りを発生させてしまうということは実際にあるのです。
今現在雨漏りがしていて修理業者を探している方ならなおのこと、業者選びは慎重に行なっていただきたいと思います。雨漏り修理を入り口としてお客様の家に入り込み、次々と不要なリフォームを勧めてくる悪徳業者もいるのです。

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