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「本当に雨漏りなのか?」 小平店
雨漏り110番 小平店
雨漏り110番小平店の米澤です。
前回のコラムではヒアリングが大切だというお話を致しました。
実際にお住まいになられているお客様の声がとても重要な情報となり、雨漏り解決の近道になるのですというお話です。
雨漏りは多くの場合、事例一つひとつがそれぞれに違ったメカニズムによって起こります。ですからそれぞれの事例(雨漏りのメカニズム)によって雨漏りの原因となる特長的な状況が変わってきますので、細かな状況の違いをお住まいになられているお客様ご自身が注意深く観察し把握していただく事が重要になるのです。
但し、お客様は雨漏りでお困りではありますが専門家ではありません。またずうっと天井を睨みつけている訳にもいきません。ご負担にならない程度に状況を把握しお伝え下さればあとは私達が分析し、雨漏りのメカニズムを想像し、調査して原因を究明致します。
さて、雨漏りの状況をお聞きしているときに時々「はてそれは?」と思う事があります。
今現在、雨が降った時に雨漏りがしてお困りの箇所以外に「そういえば前に一度ここも漏れた事がある。」といったようにお客様が雨漏り箇所を思い出される事がある時です。私達がヒアリングを行う事でお客様も色々な状況を思い出して下さります。しかし時にはそのことで迷宮に足を踏み入れてしまう事もあるのです。お客様の記憶では雨漏りがしていたという箇所をいくら調査しても雨漏りが再現出来ないとい事があります。お客様の記憶だけでは本当に雨漏りだったのか分からないからなのです。
雨漏りではなく配管からの水漏れや結露によって天井や壁や柱が濡れ、染みが出来る事もあります。記憶や水染みだけでは残念ながら雨漏りかどうかは分からないのです。
※窓枠と障子に付いている水染み。
雨が降った後、実際に漏れてきた、塗れているという状況でないと雨漏りかどうかの判断が出来ません。
今現在、雨が降ると漏れてくるという箇所でなければ調査は難しいのです。「本当に雨漏りかどうか?」という事も考えながら雨漏りと向き合い解決に導かなければならないのです。