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出窓から雨漏り発生!「モルタル外壁と出窓の関係?」 千葉店

雨漏り110番 千葉店

千葉店の宮垣です。千葉市緑区の一般住宅にて、2階出窓廻りから侵入した雨漏り修理を行いました。その時の施工状況をご報告いたします。
築21年2×4工法2階建て、外壁はモルタル外壁リシン吹きの一般的木造住宅でした。
流れとして2017年1月に中古住宅にて購入、購入時に以前この部分に雨漏りをしていたとは聞いていましたが、完全修理済みとの事で購入を決意しました。しかし、半年後の夏場になんと1階出窓廻り上部分から雨漏りが発生!びっくりして不動産会社に連絡、その不動産会社からしっかり直したと聞いていたんだけど程度で前に進まず、不動産会社が加入していた住宅保証の瑕疵担保保険を使うとの事でその前に、雨漏りの原因を調査すべく、当社に依頼がありました。
■意外と発生する出窓廻りの亀裂モルタル編
出窓廻りに良く細かい亀裂が発生しているのは御存じですか?そもそも出窓の取付構造に問題があると思っているのですが、開口廻りの窓枠が、テコの原理と似ていて、外側に出ている出窓の重量をこの窓枠では支えていきれず、ひび割れを誘発しているのではないかと思っています。
更に地震・交通振動により建物が揺れる事により、この窓枠に負荷が更にかかると誰が考えても想像出来ます。この出窓は居住空間をゆとりあるスペースとして有効活用しようと言う事から発売されたサッシです。しかし、想像以上に、出窓サッシは重量があるのです。(最近のサッシは2重ガラスで特に重い)
次にモルタルとの関係ですが、最近の外壁は窯業系サイディングが主で、H45㎝×L3M×厚み15㎜の板状のものを外壁に貼っていくのをよく見かけますが、アルミサッシ廻りはシーリング材という(柔らかいもの)を廻す様になっていますので、アルミサッシの揺れをダイレクトに外壁に伝わりません。その点が、大きな違いでモルタルの様な練り物の場合、サッシ廻りも硬いモルタル外壁が取り合っておりますのでどうしてもサッシ本体が揺れる事により、ひび割れが発生してしまいます。今回のケースはタイルがサッシ廻りに廻っておりますので、本当に納まり的には不適合でした。
施工状況は以下の通りです。

  • 施工前(タイルとサッシの間の亀裂状況)
  • 既設タイル・サッシ廻り撤去作業

  • モルタル下地調整作業

  • モルタル下地乾燥状況

  • 防水接着材塗り付け

  • タイル張完成

  • 外壁塗装作業(既存外壁色と合わせます)

  • 全体完成

 

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