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結露対策工事とは? 千葉店

雨漏り110番 千葉店

こんにちは!千葉市若葉区にて、雨漏り調査・修理をしております。千葉店の宮垣です。今回は、屋根裏に良く見られる、結露・かびの発生について、先月のブログでお伝えしました、結露対策工事について、参考程度ですが、お話し致します。

  • マンションの室内にて、黒いカビが発生したと良く聞きますが、マンションの場合、マンション自体のコンクリート壁が、外気温度が伝わり易く、室内を仕上げてあるクロス壁との間に、温度差が生じ、内部結露が発生してしまいます。その対策工事として、以下の通りです。

優先工事

  1. 内壁をはがし、内部を乾燥させる(ヒートガン・自然乾燥・etc)
  2. 保温材を貼りつける(最近では高性能な保温材がありますので、厚40mm程度のもの)
  3. 気密テープで、隙間なく保温材との取り合いを張り付けていく
  4. 木材(30~40mm)にて、組み上げていく(空気層を設ける為)
  5. 石膏ボードを貼りつける(理想は石膏ボードの貼りの前に、ポリエチレンシートを張る)
  6. 室内側にビニールクロス貼る
  7. 壁・天井内部に換気扇を設ける(2~3部屋用ダクト常時換気タイプを使用すると、排気穴施工が不要・吸気はその他にある穴(エアコンスリーブetc )
  8. インナーサッシを取り付る(インプラス・プラマードU等を窓枠に後付けにて取り付ける)

補足 7・8工事に関しては、推奨工事です。

  • 在来工法・2×4住宅にて、小屋裏部屋がカビだらけ・室内の壁・天井から水滴が落ちてきたケースの場合。
    優先工事

優先工事

  1. 天井材を一度剥がす(状況により、重ねて施工をする場合もある)
  2. 木材(30~40mm)にて、組み上げていく(空気層を設ける為)天井解体した場合は不要
  3. 断熱材(保温材を敷き詰める)
  4. ポリエチレンシートを隙間なく張り付ける(気密テープを使用して細かい隙間も張り付ける)
  5. 石膏ボード9.5mm天井材を貼る(重ね張りの場合は、軽い素材を使用する)
  6. 天井材にビニールクロスを貼る
  7. 小屋裏・屋根裏に吸気口・排気口を設ける(なるべく外気温と同じ環境にする)

補足 7工事に関しては、足場がないと出来ない為、外壁リフォームの際に検討する

●在来工法・2×4住宅にて、小屋裏スペースを設ける場合の湿気対策工事について

優先工事

  1. 野地板を貼る前に、ポリエチレンシート又は透湿シートを張る
  2. 屋根裏垂木材の間に断熱材を埋め込む(ウレタンフォーム・グラスウール?)
  3. ポリエチレンシート又は透湿シートを再度張る(気密テープを使用して細かい隙間も張付ける)
  4. 石膏ボードを貼る
  5. 天井材にビニールクロスを貼る
  6. 小屋裏スペースから外に出入するドアも断熱ドアにすると良い

補足 6工事に関しては、推奨工事です。

以上簡単ですが、結露対策工事について、お伝えしました。
次回は、内部結露だと思い込んでいた現場が、「浴室換気扇ジャバラからの漏水?」を投稿します。

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