本日の雨漏り110番コラムは雨漏り110番栃木店の田尻が担当します。

よろしくお願い申し上げます。

店舗オーナー様から店舗１階床に雨漏りがするので調査してほしいと連絡を受けました。

現場訪問時に予備診断を実施し、１次雨漏り診断の時点でおおよその雨水侵入位置が確認出来たので御見積書を提出し、確認を頂いたので工事を始めさせて頂きました。

基礎とＡＬＣ版取合いのシーリングが剥離しており雨水侵入位置と思われます。

原因は新築施工時の乾燥不足又は清掃プライマー塗布不足が考えられます。

ＡＬＣ版のきれいな接着面をシーリングカッターで削って作ります。

テープ養生をしてプライマーをしっかり塗っていきます。

ウレタンＮＢシーリング打設していきます。

ウレタンＮＢシーリング仕上げ。

基礎とウレタンＮＢシーリング施工部分に一液性変性アクリル防水材を塗布していきます。

一液性変性アクリル防水材を２回塗布して完了です。

基礎とＡＬＣ版取合いからの雨漏りはわりと多いです。新築時のシーリング施工時に隣接する塀や建物との間が狭かったり、基礎部分が低かったり視認が難しいので雨漏り事故になりやすいので注意が必要です。

2019年6月1日
雨漏り110番栃木店
田尻茂人