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新築後半年で雨漏り…一年半後も…三年後も…建築会社は…十五年後に原因追求。【雨漏り110番泉大津店】

2019.06.13 他の業者が止められなかった雨漏り,予算に合わせた工事,雨仕舞,プロフェッショナルとして,正しい知識,建物のメンテナンス,防水工事について,雨漏り職人,雨漏り修理,雨漏り事例,雨漏り診断・雨漏り調査,雨漏り110番グループ,コラム

本日の雨漏り110番コラムは雨漏り110番泉大津店の金丸が担当します。
宜しくお願いいたします。

今回の雨漏りは泉大津市のS様邸。
新築から半年であちらこちらで雨漏りがおき、修理を繰り返しても解決せず、十五年後、ついに建築会社を信用できなくなり、雨漏り110番泉大津店にご依頼いただきました。

2階洋室の天井あたり雨漏りがおきている状態でした。
3階ベランダの真下にあたります。
3階ベランダにも何度も修理した跡が…

ちょうど赤丸の場所が雨漏り発生場所になります。
複数の雨漏りのおこりやすい場所がありますから、雨漏り再現散水調査を行いました。

雨漏りの浸入位置はFRPのドレン廻りからの浸入。
今現在雨漏りしている所は今回のFRPのドレン廻り。
銅板でドレンを形成し、経年でFRPと銅板がはがれ直接室内に雨水が浸入したと考えられます。

ただ事前に雨漏り履歴を確認すると、窯業サイディングの2次防水に不具合が多数ある感じ…
その都度、シーリングによる延命処置をされていて、今回の雨漏り修理も全面改修工事か部分的に修理を行うか検討してもらうようにさせていただきました。
その結果、まずは現在雨漏りしているベランダを修理させていただくことにさせていただきました。

ただ一点だけ、雨樋の雨水排出経路がベランダのドレンにオーバーフローがおこりやすい経路になっているため、雨樋だけもうひとつ経路を別に確保させていただくことにしました。

赤い部分に雨水が滞留しやすい横引きの雨樋が設置されていて、ドレンからの落とし口から直接雨水を受ける状態になっているので、もう1カ所大屋根からブルー部分に雨樋を新設させていただくようにさせていただきました。

雨漏り修理もただ雨漏りしている所を修理するだけなく、様々なことを考え雨樋の雨水経路と雨水の量を計算しながら、施工計画を立てることが重要になります。

忘れていました。
雨漏り再現散水調査において雨漏り具象が再現した際の写真になります。
散水後10秒もかからずに浸出してしまいました。

2019年6月13日
雨漏り110番泉大津店
金丸孝治

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