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施工事例 片流れトタン屋根軒先部からの雨漏り【雨漏り110番仙台店】

2019.07.14 予算に合わせた工事,雨仕舞,屋根工事,建築板金,雨漏り職人,雨漏り事例,コラム

本日は雨漏り110番仙台店の土門が担当します。

1年ほど前に増築部(平屋)の屋根(片流れトタン)からの雨漏りを修理させていただいたお客様からまた雨漏りがするとご連絡がありました。

再発と思い早速伺いました。前回は雨水が構造上滞留してしまう箇所の腐食による穴からのもので、部屋のちょうど中腹部天井あたりに浸出しておりました。

ただ今回はサッシ側上部から浸出しているものでした。

お客様にお話をおうかがいしますと雨漏りは雨の度に発生はせず、長時間降った時と横風を伴う際に発生している気がするとのことでした。

そうなりますと通常はサッシまわり及び外壁が怪しいのですがその箇所は前回工事時に散水調査をし何も変化が起きなかった箇所です。

そうなると軒先?と思いもう一度屋根に上り身を乗り出し屋根をめくり上げ中を確認してみました。

すると写真のように明らかに軒先の金物が腐食しているのを発見しました。

お客様に状況をご説明し、前回工事時にこの箇所を発見できなかったことをお詫びいたしました。

ご要望としては部分補修とのことでしたのでそちらで対応させていただくことになりました。

ただこの屋根自体の勾配は非常に緩いものですので、施工に際しいくつかの工夫が必要な工事になりました。

先ず屋根先端20cm程をカットし腐食金属と木材を撤去し新しいものと交換します。

その際軒先の金物は全て樋に落ちるよう長めに加工しました。

次に新しいルーフィングと屋根材を既存屋根の下側に来るように極力長めに内側へ差し込みます。

そして屋根材の差し込み側に「返し」を作りました。

これは万が一水がこの継ぎ目部分に差し込んでもこの返しが浸入を防ぐためのものです。

軒先の塗装も雨水の影響か、劣化しておりましたのでひび割れ部を含みフィラー処理した後塗装いたしました。

屋根部ももう一度塗装し完了です。

 

 

2019年7月14日
雨漏り110番仙台店
土門修平

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