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不適切な部材と不適切な処理による雨漏り【雨漏り110番横浜中央店】

2019.07.11 プロフェッショナルとして,雨漏り職人,雨漏り修理の方法,雨漏り事例,雨漏り診断・雨漏り調査,コラム

本日は横浜中央店の山越が担当します。
よろしくお願いします。

今回は、12年前に塗り替え工事途中で、見つけた2階居室窓廻りから雨漏りを止めたと言う経緯で、1階居室天井の雨漏り相談が弊社に来ました。

お伺いしてお話を聞いたところ、「1階天井の雨漏りは、少しの雨量でも天井が濡れてきて、強風を伴うような雨の時には、窓上付近まで濡れている様な気がします」とお聞きしましたので、雨漏り具象とその上にあたるバルコニー廻りと1階屋根部分の状況を確認しました。

バルコニー床は、防水処理がされていましたが、1階屋根・戸袋など納まりのせいで、防水立ち上り部分と1階屋根とバルコニー側面の取合い部分に不安を感じる形状でした。

第一段階として、バルコニー床に水張りを行う提案を致しました。準備を整え水道水による水溜調査を始めて被疑箇所では無いかと思われる床から5cm程の高さにある笠木まで水を溜め、1時間ほど放置致しました。

1階天井への雨水浸出確認出来ず、溜めた水を排出する為、排水口を塞いでいたパッキンを取り外し排出し始めて数分後、雨漏り具象の位置から雨水浸出してきました。漏れて来た水は、バルコニー床の水が無くなると、直ぐに雨水浸出は止まりました。
1階居室天井は張り替え予定でしたので、お客様にご了解を得て一部被疑箇所特定の為、剥がさせて頂き確認しました。

すると、外部の雨樋に使われる自在エルボが内部排水部に付けられていました。

室内配管としては、相応しくない部材で接合されていました。

相応しくないと言うのは、動く部分の接合重なり部分は少なく、また延長線上の床面と壁面では、排水管が接着されており建物が揺れたりすれば、縦方向と横方向での動きの違いで、接合部分に隙間・破損が出来る可能性もあり、今回はその接合部の隙間から水が、水滴の様に落ちて来た事による雨漏りと判明しました。

お客様に状況を説明し、天井裏内部配管の交換、外回りの排水形状の改善を提案し工事をさせて頂くことになりました。
交換にあたって注意した点は、既存排水管接合部(壁面・床面)の取り外しです。壁面は、貫通部になるので透湿防水シートとの取り合いは、内外で防水処理を行い、室内側に傾いていた勾配は

外部側へ勾配を変えて

更に連結していた外部側の雨樋は、万が一排水が詰まった事を考えて角マスを取付け、内部で使われていた自在エルボの箇所は、排水用のエルボに付け替え

更に1階居室天井には、点検口を付けてさせて頂き、今後すぐに状況が確認出来る様に改善しました。

2019年7月11日
雨漏り110番横浜中央店
山越達也

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