ブログ詳細 ブログ詳細

ブログ&コラム

2次防水 剥がしてみなきゃ わからない。

2013.05.06 雨漏りに取り組む

雨漏り補修工事の現場に顔出し。
昨年の秋頃に雨漏り調査を実施した現場で、
いろいろ紆余曲折があって、
ようやく補修工事が始まったところ。
紆余曲折は当社の問題ではなく、
瑕疵とか保険とか保証協会とかの問題。
ゴーサインを頂いてから随分お待たせしてしまったのは事実だけど。
今回の工事は2次防水まで直す方向性なんだけど、
2次防水の処置は、何回やっても想定外のことが必ず起きる。
1次防水を剥がしてみないと中がどうなってるかわからないので、
想定できるほうがおかしいんだけどね。
あ、もちろん、
2次防水の不具合の状況を想像することは出来るし、
大抵の場合、想像通りになっているんだけど、
想像通りの状況の中に、何かしら不思議な納まりとか、
不思議な施工をしてある。ホントに不思議。(苦笑)
建物にとって何よりも大切な2次防水に、
何かしらの不具合を起こさせる職人さんがやってる仕事なんで、
想像を超えるトンチンカンなことをやってるのも当然といえば当然。
マトモな感覚じゃない人がやる仕事は、
マトモな感覚を持つ人間の予想をはるかに超えているということ。
もちろん、その新たなトンチンカンとの出会いによって、
我々の知見や経験が磨かれていく部分もある。
場数を踏めば踏むほど、想定内の範囲が広がっていくということ。
これからも極力2次防水まで直す方向で考えていこう。
その分、コストと時間はかかってしまうけど、
そのほうが建物にとっては絶対に正しいし、
結果的に、お客様にとっても望ましい。
それにしても、いつもつくづく思う。
2次防水の不具合をレントゲンのように写す方法があればいいのに。。。
それでは、
To Be Continued
伝説の雨漏りハンター
唐鎌謙二
僕の著書です。→『自分を磨く「嫌われ仕事」の法則』
音声でもお聴きいただけます。→オーディオブック版はこちら
日常の活動状況ブログは日本外装株式会社 社長・唐鎌のブログ
さらにツイッターでもつぶやいてます。

一覧
SHOP
CATEGORY

日本最大の雨漏り職人ネットワーク お近くの店舗を探す

お住まいの都道府県を選択