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コンクリート建物の外壁からの雨漏り原因 1 千葉店

雨漏り110番 千葉店

千葉市若葉区若松町にて雨漏り調査・修理をしております。千葉店の宮垣です。今回はコンクリート建物の外壁のからの雨漏り原因と題しまして外壁に絞った内容でお伝えいたします。
コンクリート建物とは、一般的にRC造りと称され、Reinforced-Concrete 補強されたコンクリートのRC頭文字をとったもので、鉄筋と言われる丸い鉄の棒を組み立てた間にコンクリートを流し込む建築物です。
それではコンクリート建物(RC造り)の素晴らしい点・疑問な点からお伝えします。

■素晴らしい店

  1. 地震に強い(構造体が強固な為、地盤の動きに対して、構造体が壊れません)
  2. 火災に強い(構造体が、コンクリートの為、その性質上火に対して燃えにくく出来ています。)
  3. 外部の音が聞こえにくい(遮音性があり、交通量の多い所には適している)
  4. 自由な設計に適している(さまざまな形状に対応出来、自由度高く大空間を造りだせる)

■疑問な点

  1. 予算がかさむ(建築コストが高く発生してしまう)
  2. 建築場所の規制を受け易い(建物自体が重い為、地盤の強固な土地を選んで建てる)
  3. カビが生えやすい(熱伝導率が高い為、暑さ・寒さを伝えやすいので結露が発生する
  4. 汚れが付き易い(美観的にカビ・汚れにより黒ずんだ外壁になる)
  5. 汚れが付き易い(美観的にカビ・汚れにより黒ずんだ外壁になる)

次に、外壁からの雨漏りが発生した場合の原因についてはどうでしょうか?

■主な外壁雨漏りの原因とは(統計による発生順位にて)

  1. サッシと外壁との取り合い部からの雨漏り
  2. RC外壁の亀裂からの雨漏り
  3. 施工時のコンクリート打接のジョイント部(打継目地からの雨漏り)
  4. 施工の不具合により発生するコールドジョイント部(施工の時不具合からの雨漏り)
  5. エアコンダクト・排水管・給水管の貫通部からの雨漏りとなります。

以上の順番となります。

次に雨漏りは症状について
減価償却の扱いからみると、コンクリート住宅の法定耐用年数は47年となっておりますが、47年しか持たないと言う訳でははく、一般的な資産価値としてみているにすぎません。
雨漏りのご連絡を頂いたケースの築年数だけをみてみると25年以上が多いかと思われます。しかし、交通量の多い国道・県道に隣接している場合や地震の発生後何らかの不具合が外壁に起りヒビ割れが入ってしまうケースもありさまざまです。
次に雨漏りの現場確認の際、最初に注意すべき点は
外壁の仕上げ方により隠れた雨漏り原因があるのでは?

■タイル張り外壁の場合

  1. タイルのシーリング目地の状態
  2. タイルの浮き確認(浮いている箇所は、雨水の浸入位置と疑う)
  3. タイルのひび割れはないか(建物が揺れる事により起こる)

■塗装仕上げの場合

  1. 塗膜の白亜現象はないか(全体の浸み込みにより起こる雨漏り確認)
  2. 塗膜は浮いていないか(隠れた内部のひび割れに繋がっている)
  3. 塗膜に亀裂はないか

■コンクリート打ち放しの外壁の場合

  1. 上記の確認も含めて
  2. コンクリートの汚れ・黒ずみの確認(汚れているとひび割れが解りにくい)
  3. 外壁本体膨らみはないか(鉄筋の錆による爆裂の発生)
  4. コールドジョントはないか(施工不良)
  5. 白い粉は出ていないか(白華現象・エフロレッセンス)

以上が雨漏り確認を行う際の初期段階の注意点です。次にサッシ本体・開口部廻り・電気・水道設備貫通部・庇廻りの部分の確認となります。この続きは次回にお伝えします。失礼します。

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