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ラス下地モルタル塗り外壁における2次防水が原因の雨漏り修理【雨漏り110番練馬店】

2019.02.20 雨漏り修理の方法,雨漏り事例,雨漏りに取り組む,コラム

本日の雨漏り110番コラムは雨漏り110番練馬店の藤田が担当します。

【簡易補修VS雨仕舞】

ラス下地外壁における雨漏り原因の一つに防水紙(アスファルトフェルト等)の破断によるものがあります。モルタルのクラックと共に下地にある防水紙も一緒に破断しているという状況で、経年の影響などで防水紙自体の柔軟性が無くなっている状況下で発生しやすくなっていると推測されます。

クラックの表面をシーリングなどで塞いでしまえば、とりあえずは雨漏りは治まることとなりますが、太陽光に晒されるシーリング材の耐候性には限界があります。私たちは基本的に“雨仕舞”機能を改善させることを前提に作業を行っておりますので、2次防水であるアスファルトフェルトの役目(機能)の復活を試みます。目的は、既存アスファルトフェルトの無傷の部分を残置させ、その下層に新規の防水紙などを滑り込ませて雨仕舞を改善させるということです。

しかし、経年劣化したアスファルトフェルトはとても脆くなっているということもあり、作業は慎重に進めなくてはなりません。正にこの手の雨漏り原因ではこの作業が肝であり、作業ミスは雨漏り修理にとって致命的な結果を招くことになりかねません。例えば、モルタルを切断する作業では、アスファルトフェルトにコンクリートカッターを触れさせることは命取りになりますし、モルタルの撤去作業ではタガネやノミによってアスファルトフェルトに傷などをつけないように打突力の加減が重要になってきます。それでも人間が行うことですし、建物の中身はやってみなければわからない状況もありますのでやはり多少のミスはつきものです。

 

そこで、差し込み板金(ガルバリウム鋼板、カラーステンレス板)の登場です。板金は腰も強いのである程度の力を加えても機能は失われません。その腰の強さを利用して既存防水紙の下層に押し込みます。可能であれば残置モルタルの下層エリアまで、出来得る限り上方に押し込むことが肝要となります。この板金の下方になる部分の防水紙は板金の下に差し込んで納めます。更にシーリング材等を併用し防水性能を高めておきます。このとき、将来、シーリング材の防水機能が無くなったとしても雨仕舞が有効に働く形にしておくことが重要になります。

練馬店雨漏りコラム01_2

 後はモルタルなどを復旧して仕上げをすれば晴れて雨漏りは改善し再発もしにくい形となるのです。

納まりに柔軟性が有る場合は、もっと安心できる雨仕舞に変更して復旧することも可能です。差し込み板金の代わりに水切り金物を差し込みます。水切りによって外装の仕上げシロを確保できますので通気層有りの外壁として復旧させることも出来ます。この方法は、出窓の上部や防水の立上り端末などにも応用が可能です。この納め方のポイントとしては、水切り金物の上部は水抜きとして開放させるためシーリングなどは打たないということです。(端部取合いなど雨の浸入リスクがある部位についてはこの限りでなない)

 商売柄、クラック部分のシーリングのみで対応している事例も多く見かけます。この事例の場合、大抵は再発ということで相談を受けます。(この時点で最初に補修した業者さんには声を掛けていないようです。最初の業者さんは、手っ取り早い修繕を選択したことで失ったものは大きかったのかもしれません。)でも、一時的にでも雨漏りが改善すれば、その修繕の良し悪しをオーナーさんが判断できることは少ないと考えられます。また、修繕を実施している側に正しい知識が不足していた場合、シーリング以上の修繕方法はそもそも思いつかないことでしょう。よって、「雨漏りの原因究明と修繕」とは、治す人(=業者さん)次第ということになります。では、その重要な業者さんをどのように選べばよいのでしょうか。

オーナーさんからすれば「雨漏り」が発生したということで冷静ではなくなっている可能性があります。手あたり次第にインターネットで検索し、根拠は無くても何となく良さそうな近くの業者さんに連絡をしてしまうもの無理はありません。その結果が満足のいくものでなかったとしても。

【雨漏り業者の任命責任は誰にある?】

昨年、築地市場が豊洲に移転しました。そして市場の仲買人さんという魚のプロフェッショナルもまた豊洲に行ってしまいました。
料理店などから信頼される仲買人さんとは皆魚のプロフェッショナルです。魚の状態から我々には想像だにしないその価値を読み取っているようです。その‟目利き力“に信頼が於けるからこその長い付き合いなのだと思います。

何か事を行う場合、自分では出来なくてもそれをできる人、または、その道のプロを探すのが賢明だと言えます。その道の目利きを見つければ良いのです。会社でも、営業に長けている人をそういった部署に、経理が得意な人にもまたそれなりの仕事をこなしてもらうのが理想的だと思います。自分が出来なくても出来る人にやってもらえばよいということです。

任命責任というフレーズをテレビでよく耳にしますがその任命者には人を見る目が無かったのでしょうか?状況によっては「適格者ではなくても他の人よりはマシであろう。」という選択も世の中には多くあるに違いありません。ベストではないがベターな選択というやつです。

一番いけないのは、器量も技量も無い人に、ただ近くに居たからとか付き合いが長いからとか政治的な要因でとか、選別する手間を省いて任命したり依頼する事だと思います。言い方を変えるならば“賭け”みたいなものかもしれません。果たしてそれでいいのでしょうか?

お分かりのように、雨漏りの改善や修理を行う時も目利きを見つける手間を惜しんではいけないのです。今や、インターネットで「雨漏り」と検索すれば数多の業者が名を連ねます。

この中から我が家に最適な業者を見つけるにはどうすればよいのでしょうか。何を基準に判断するべきなのでしょうか。上位表示されている業者が一番安心できるのでしょうか。それとも、一つずつ中身を吟味するべきなのでしょうか。しかし、各業者のホームページを隅々まで見るにもそれなりに時間を要するし・・・。かと言って、何社にも声掛けしても対応するのも一苦労だろうし。など、憂鬱になってしまいませんか。

雨漏り業者の選定時に一つの指針になり得る項目があります。それは、雨漏りの改善実績です。雨漏りの原因究明も去ることながら、多くの皆様の最終目的は「雨漏りの改善」のはずです。【原因を見つけた人が責任を持って修繕を行う】ということが最善の修繕であり責任の所在もハッキリします。私たちはそうしています。

雨漏りの原因は建物の数だけあると言っても過言ではありません。建物の構造、使用材、組立て方法、加えて経年劣化によるもの、果ては施工時の天候などまでも推理しなくてはならない時もあります。そして施工のミス。有るべきものが無かったり、納める場所が違っていたり、塞いではいけない所を塞いでみたり、打ってはいけない所にビス打ちしたり、外面からでは見えないものまで推測しなくてはなりません。根本は「人が作っている」ということを考慮した原因究明が必要だということになります。何らかの原因があるから雨漏りが発生しているのです。逆に言えば、雨漏りには必ず原因があるということです。そして、原因がある限りそれを見つけて治せるはずです。

私たちは迷えるあなたを雨漏りストレスから必ず解放します。決して後悔はさせません。

2019年2月20日
雨漏り110番練馬店
藤田裕二

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