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サッシの水密性と散水調査【雨漏り110番東大阪中央店】

2019.02.22 意外と知られていない雨漏りの原因,雨漏りあるある,雨漏り診断・雨漏り調査,雨漏りに取り組む,コラム

本日の雨漏り110番コラムは雨漏り110番東大阪中央店の坂元が担当します。

サッシが原因で雨漏りを引き起こすことがあります。
意外にこの事実を知らない建築関係の方が多いようです。

また、その思い込みで修理をおこなったものの、雨漏りが止まらずお客様との信頼関係を崩すリフォーム会社も少なくありません。

自分のことを正義の味方などと云うつもりはありませんが、簡単なポイントを参考程度に書かせて頂きます。
このコラムが少しでも雨漏りに悩む一般ユーザー様のお役に立てば幸いです。
下記2つのポイントにまとめました。

1)シール材の劣化
2)サッシ施工時の不具合

1)シール材の劣化について

シール材と専門用語をだされても何のことか分かりませんよね。
分かりやすくいうと、サッシ窓についている黒いゴムパッキンのことです。

このシール材が劣化すると、サッシ(窓)を閉めても隙間ができ、室内への雨水浸入を許してしまうことになります。(特に風雨の強い環境でおこりやすい)

ここまではイメージできるでしょうか?
実はサッシ枠の縦枠と横枠の間にもシール材が組み立て工程で施工されています。
このシール材の不具合等により雨水の浸入を許してしまうケースがあるのです。

ようするに、サッシ枠は一体物ではなく部材を組み立てて四角く施工しており、入隅にシール材を止水として組み立てています。
当然、このシール材が劣化すると室内側に雨水が浸入することになります。

このシール材が劣化した部分から雨水が浸入し2階のサッシ額縁が濡れるとする。
額縁が濡れたなら窓からの雨漏りだと気づくでしょう。
しかし、もし額縁とサッシの隙間から入り込んだ雨水が、2階のサッシ額縁を濡らすことなく1階に流下し、1階の窓枠上部から浸出したらどうでしょう・・・

サッシの水密性が頭になければ、2階サッシの不具合に気づかないかもしれません。
せっかく雨漏り調査をしても結果が出せないことになります。
苦し紛れに「毛細管が・・・」とか「台風が・・・」
などなど、ありとあらゆる言い訳に走り信用を失う結果になります。

散水調査風景

2)サッシ施工時の不具合について

RC造・鉄骨造・木造など、構造によって取り付け方法は異なりますが、サッシ枠の取付施工時に無理な納め方をするとサッシ枠に微妙な歪みが出る事があります。
また既製品でなく建物に合わせたオーダー品のサッシなどの加工時においても不具合を抱えるケースがあります。

これらのようにサッシ枠の取り付け方法に問題があっても、数年単位ではトラブルが起きることが少ないことからあまり問題視されませんが、住んでいる方にとっては数十年単位の話であり、将来的にサッシの不具合で雨漏りに遭遇する可能性を秘めています。

他にもサッシ製品自体の雨水排出の不備についても議論されるところですが、この件についてはデリケートな問題を多く含んでいることから、誤解が生じる可能性があるため、今回のコラムにおいては言及を避ける事にします。

ようするに、アルミサッシ自体は水を通しませんが、サッシ接合部からは雨水が浸入する可能性があるということです。
大切なのでもう一度繰り返します。
アルミサッシ自体は水を通しませんが、サッシの接合部からは雨水が浸入する可能性があると認識する必要があります。

2019年2月23日
雨漏り110番東大阪中央店
坂元康士朗

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