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入社後初めて担当した雨漏りの事例【雨漏り110番茨城北店】

2019.03.08 雨漏りあるある,雨漏り事例,雨漏りに取り組む,コラム

本日の雨漏り110番コラムは雨漏り110番茨城北店の西野(遼平)が担当します。
よろしくお願いします。

今回、この雨漏り110番コラムに参加させていただくうえで、当店の第1回目を担当することになりました。
一番経験の浅い私にはちょっと荷が重いなというのが正直なところですが、なんとか頑張りたいと思います。

今回は私が初めて携わった雨漏り事例をご紹介させていただきます。
なお、次回の雨漏り110番コラムは私の上司が担当する予定です。

では、私が初めて携わった雨漏り事例をご紹介させていただきます。

既存のお客様宅へ挨拶回りをさせていただいた折、「玄関の天井(軒天)から雨が滲んでいるようなので見てほしい」 とのお話があり、現状を確認し写真を撮らせていただきました。
こちらがその時の写真になります。

現状としては、柱付け根よりの変色、数本のクラックが確認できました。

屋根(庇)の上の写真がこちらです。

全体的に塗料の剥がれが目立ち、板金の下地が見えていました。屋根のドレン(排水口)も土や泥で見えなくなっていたので、泥の撤去をしました。
状況を把握したうえで、散水調査と補修をご提案させて頂きました。

その結果、お客様の判断としては、もう少し様子をみられるということでした。

図面が無かったため作成した想定図

その後、1年ほど経過し、あらためてお客様よりご連絡をいただきました。

友人が訪問するので、その前に玄関廻りをきれいにしておきたいとのことでした。

再びお伺いして玄関屋根を見た時、唖然とした記憶があります。

こちらがその時の屋根上の状態です。

完全にプール状態になっておりました。前日の大雨で水が溜まったようです。排水口表面に土はありませんでしたがドレンの内部で完全に詰まっておりました。

排水口の掃除をし、水抜きしたところ3分間あまり水が勢いよく出続けました。屋根表面の水が無くなってからも内部に溜まった水が出続けていたことから相当量の水が入っていたことが推察されます。

玄関屋根を一時撤去したうえで屋根内部及びドレンを補修することをご提案致しましたが、ご友人の来訪まで期日が1週間もないため、今回はまず塗装を優先してほしいとのご要望でしたので、水抜きとクラック補修をして、部分的にシーリングで補修しました。

その後、半年ほど経っていますが、今のところ雨漏りは見られないとのことです。

施工後の写真です。

屋根内部の状況まで確認できなかったため断定的なことは言えませんが、今回の主な原因は、ドレン内部での泥詰まりと、劣化した笠木と鉄板屋根の取合いの隙間にあったのではないかと思われます。

特にドレン(排水口)に関しては径がかなり小さいため、新築時から抱えていた潜在的な問題だったのではないでしょうか。施工後、お客様には定期的に玄関のドレン掃除されるようにアドバイスし、ドレンの径を大きくする工事をしたほうがいい旨もお伝えいたしました。

別のお客様の事例ですが、3か所の小さなドレン(排水口)が、積み重なった落ち葉によって詰まり、屋上の3分の1ぐらいまで水が溜まっていたケースもございました。

皆様の参考になればと思います。
排水口の詰まりにはご注意ください。

私たちの雨漏り110番コラムが、雨漏りでお困りのお客様の一助になればと願っております。

雨漏りの調査・診断はお近くの雨漏り110番に気軽にご相談ください。
見積・相談は無料です。

2019年3月8日
雨漏り110番茨城北店
西野遼平

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