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床タイルからの雨漏り?建物の基礎部の防水は構造上とても重要です。【雨漏り110番仙台店】

2019.03.10 雨漏り修理,雨漏り事例,雨漏り診断・雨漏り調査,雨漏りに取り組む,コラム

本日の雨漏り110番コラムは雨漏り110番仙台店の土門が担当します。

先日ホームページを見たお客様から雨が降ると1階の床タイルから水が出てくるとお問い合わせをいただきました。もし地下水等による漏水だった場合は根本的に直そうとすると大掛かりになるため心配だったのですが、伺いますと西側に壁周辺に限定されているとのことでした。
実際その裏の外壁(特に基礎周辺)に多数のひび割れが発生しておりました。

念のため散水試験を行います。
すると壁から浸入し室内の床タイル下への漏水を確認できました。

お客様にご説明し、対策工事をさせて頂くことになりました。
まず基礎部のひび割れにエポキシ樹脂を注射器のような器具でじっくり時間を掛け注入していきます。
じっくり低圧で時間をかけることにより細部まで樹脂が浸透していく仕組みです。
エポキシ樹脂は接着剤のような材料ですので、ひび割れが再度広がるのを防いでくれる役割もあります。

次に基礎部全体に防水処理です。
材料自体が建物の動きに追従してくれますので、防水性を保つだけではなく、表面のひび割れの発生を防いでくれます。

工事完了です。

基礎部は建物の土台です。
震災後、色々な建物でこのような症状が発生しました。
今回のような雨漏りだけではなく、放置しておくと基礎部の鉄筋が錆びてしまい、耐震性の観点で危険な状況になってしまう場合もあります。
今一度お住まいの家やお勤め先をご確認下さいますようお願い申しあげます。

2019年3月10日
雨漏り110番仙台店
土門修平

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