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営業エリア外のお客様からの相談への対応【雨漏り110番飯田店】

2019.04.11 建築板金,雨漏り被害,雨漏り事例,雨漏り診断・雨漏り調査,雨漏りに取り組む,コラム

本日の雨漏り110番コラムは雨漏り110番飯田店の宮下が担当します。
よろしくお願いします。

お客様から雨漏りの問い合わせが入りました。
“雨漏り”という文字検索や地域検索で当店を見つけてもらったようです。
残念ながら当店の営業エリア外の地域だったため、対応が難しいことをお伝えし、ご理解いただきました。

ただし、メールなどのやりとりで可能な限りアドバイスさせて頂くことはできる旨をお伝えしたところ、今回はメール相談というかたちでご協力することになりました。

雨漏りの相談内容ですが、築8年経過した自宅の屋根裏(小屋裏収納)に雨漏りが発生し、その原因を建築業者と屋根の専門業者に見てもらっているとのことです。
今回当店はお客様の立場に立ってお客様だけにアドバイスする立位置となります。
話を聞くと、そもそも建築業者と屋根の専門業者の対応に不安や不満があるようです。
今回は築8年ですので、”瑕疵担保保証制度”の期間内に起きた事案として保険適応で修理は可能になりますが、それについては建築業者からの説明でお客様も理解されていました。

さて、どんな雨漏りだったのか?
どのようなメカニズムで天井下に雨水が落ちてきたのか?

今回の屋根は鋼板製屋根の特殊工法を採用したものになります。
建築業者に協力する屋根業者も、施工に関しては理解しているのだと思います。

お客様にどのような説明をしているのか?
中途半端な説明ではお客様に理解してもらえず、信用を失ってしまうことになります。

今回、当店としては現地対応が出来ないので、メール等のやり取りでお客様に理解して頂けるよう努力しました。

お客様からは、これまでの経過や建築業者とのやり取り、画像などをメールで送ってもらい、こちらからは出来る範囲での説明を返信しました。
送ってもらった画像をわかりやすく編集して送り返すなど工夫をしました。

お客様から送ってもらった画像は画像ソフトを使い、線や矢印、文字を書き込むなどして加工・編集します。
また、こちらからお聞きしたいことや、確認したい図面の情報などをお客様にお尋ねします。

こちらで確認が出来る事に関しては、例えば屋根の工法についてもサイト等で確認したり、カタログ等を確認して、お客様には正確な情報を伝えるようにしました。
やむを得ず専門用語は使うものの、できるだけわかりやすく解説を付けるなどしながらやり取りをしました。

編集した画像は次の通りになります。
1回目のやり取り

2回目のやり取り

画像は同じものを使ってはいますが、お客様とのやり取りの中で書き込む内容を変えていくなど工夫しました。
何とかお客様には理解してもらえたのではないかと思います。

やり取りを数回行う中で、写真だけでは表現できない内容に関しては、フリーハンドで施工断面や屋根解説図を書いて送ってみました。

お客様からはわかりやすいとの感想を頂きました。

数回のやり取りでしたが、お客様から好印象と感謝の言葉を頂く結果になりました。
今回のやり取りは、あくまでも当店としてできる範囲でのお客様へのアドバイスとなります。
多少なりともお役に立てたのであれば嬉しいです。
雨漏りの原因が特定できて、お客様が納得できる雨漏り修理が行われ、無事に雨漏りが止まる事を願うばかりです。

良い連絡が来る事を待ちたいと思います。

今回はこのような形での協力をさせてもらいました。
お客様に起きている雨漏りと言う事実に対して、我々がどういった形で協力が出来るのか?
離れた場所であっても、プロとしてやるべき事は一つだと確信しました。

お客様から頂いた感謝の言葉を胸に、これからも出来る事を真摯に進めて行きたいと考えます。

2019年4月11日
雨漏り110番飯田店
宮下隆行

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