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防水工事の診断【雨漏り110番名古屋西店】
本日は名古屋西店の伊藤が担当させて頂きます。
今回のコラムでは防水工事の診断について書かせて頂こうと思います。
皆様のご自宅のバルコニーやベランダの床(防水)が、次の写真のようになっていませんか?
こんな状態や現象は起きていないでしょう?
また、屋上や斜壁が次の写真のようになっていませんか?
写真のような水たまりや台風被害はないでしょうか?
防水層の破断や劣化、台風被害等にあっていたとしても、案外気にされずに放置されている方が少なくありません。
そして雨漏りが起きてから防水工事などの依頼を頂きます。
もちろん防水工事や外壁塗装など外装工事は大変高額なものであり、後回しにしてしまうのは仕方がないことかもしれません。
ですが、建物も人間の体と同じで、雨漏りなど露骨に目に見える症状が出てからでは、補修や上から被せる方法、いわば安価の工事が不可能になる場合があります。
そなると、既存の防水層を全面撤去したり、下地の処理に一手間も二手間もかかってしまい、高額な工事になってしまいがちです。
もちろん専門業者にしかやり替え時期を分からないケースもあります。
目に見えた上記の写真のような現象が起こらないと一般の方にはわかりづらいと思います。
目に見えていなくても内部で雨漏りが起きていて、知らず知らずのうちに建物が傷んでいる事や、早期であれば簡単な補修やメンテナンス工事で済むものが、放置したことで高額な防水工事になってしまうケースがあります。
どんな種類の防水工事も、基本的には10年保証が防水工事の保証対象年数として一般的です。
ですので、上記の写真のような現象は、残念ながら既設防水層の経年劣化による寿命と判断されてしまいます。
あまり防水工事に詳しくない業者だと、簡単な補修で済む劣化度合いにもかかわらず、防水工事の全面的な改修を推奨することもあります。
防水工事は定期的なお手入れやメンテナンスで延命も可能です。
破断などが起きても、部分的な補修等で安価に済むこともあります。
ぜひ上記の写真のような現象が見られたら、お近くの専門業者へ診断を依頼し、早期修繕を考える事が雨漏りや防水劣化に対する対策と言えます。
早め早めの行動で大切なお住まいを長寿命化し、日々の暮らしをより豊かにして頂きたいと思っています。
弊社を含め雨漏り110番グループでは、適切な知識を身に付けたプロが正しい診断をし、お客様の気持ちを踏まえた提案を行っています。
写真でご紹介した陸屋根の水溜りも、防水層の劣化を促進する要因となる場合があります。
もしそういった現象が見られたら、まずは相談だけでもしてください。
的確な現状把握と早期段階でのメンテナンスが、雨漏りや、防水工事において、余計な出費を防ぐ対策になります。
そして美観の良いベランダ床を作り、スペースを有効活用する事を推奨致します。
以上
拙い文章でしたが、最後までご拝読頂きありがとうございました。
2019年4月27日
雨漏り110番名古屋西店
伊藤稔丈