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新築から1年で屋根から雨漏りした事例【雨漏り110番山形店】
本日の雨漏り110番コラムは雨漏り110山形店の池田が担当します。
よろしくお願いいたします。
雨漏りの調査は簡単なものではありません。
調査で雨漏りを再現できても、調査報告書を作成しお客様に納得して頂ける報告と、雨漏りが再発しない修理方法のご提案をしなくてはなりません。私たちは雨漏りのプロとしてミスや曖昧な返答はできません。
しっかりと10年後も雨漏りがない安心できる空間をつくらなければなりません。なので毎回雨漏りの調査は一件一件本気で行っております。どの仕事でも本気なのですが雨漏りに関しては冬なのに汗が出るときも・・・。
さて、今回の雨漏り事例は新築から1年で屋根から雨漏りした事例をご紹介いたします。
お問い合わせ頂き直ぐに現地調査とヒアリングを行いました。
雨漏り箇所は大雨が降ると天井から雨漏りするとのこと
屋根に上って見てみると大工さん自作のトップライトが三枚ありました・・・
自作でこの複雑な屋根の形に自作のトップライトがあり、正直「これが原因では?」と思いました。
これまで何回も雨漏り修理を行ったものの原因がわからずという事でした。
いろんな個所にシーリングによる修理の跡がありました。私の考えでは、シーリングで補修を行って、例え雨漏りが止まったとしても、その後シーリングの劣化と同時に再発する可能性が高くなります。
元の原因を追求しなければ雨漏り修理の意味がありません。
だから雨漏り調査があるのです。
しっかりと雨水の浸入位置を特定してから雨漏り修理を行わなければならないのです。
トップライトの周りに散水調査を行いました。
トップライト周りでは雨漏りは再現せず、下から順番に散水調査を続けていきました。
最後に換気棟に散水しました。
複雑な屋根の形状のため通気口の板金がひし形になっていました。
散水の5分後に漏水が確認できました。
ひし形になっており、板金のリッジベンツまでが浅くなっている状況です。
いくらリッチベンツがあるとしても台風のような横殴りの雨が降れば雨漏りする危険性があります。
今回、その個所を大きくつくり直したことによって雨漏りが止まったと報告を受けました。
いかがだったでしょうか。
雨漏り110番山形店の雨漏りコラムをご覧いただきありがとうございました。
2019年6月14日
雨漏り110番山形店
池田佳貴