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雨漏りとシロアリ【雨漏り110番伊勢原店】

2019.06.15 雨漏りとシロアリ,雨仕舞,建物のメンテナンス,雨漏り職人,雨漏り修理,家を守るために,雨漏り修理の方法,雨漏り被害,雨漏り事例,コラム

本日の雨漏り110番コラムは雨漏り110番伊勢原店の牧野が担当させて頂きます。

前回は初めての雨漏り調査同行という内容で雨漏りコラムを書きました。
前回のコラム最後に工事が始まりましたら次回はその後ということを最後にかきましたが、今まさに工事の真っ最中!ということで今回は雨漏り工事についてコラムを書きたいと思います。

前回の雨漏り調査が終わり、調査の結果に基づいて雨漏り修理を開始しました。
木造住宅において雨漏りしているということは、2次防水に何らかの問題(不具合)があるのは間違いないわけですから、根本的に解決するためには外壁を剥がして2次防水の不具合を解決する必要があります。

今回の雨漏り修理でも根本的な解決を目指し、外壁を剥がして2次防水まで徹底的に修理することにしました。

工事が始まり、雨水浸入位置あたりの外壁を剥がしてみると・・・・・・・・

下地の木材が想像していた以上に傷んでいます。
よくよく確認してみると・・・・・・・・

シロアリによる食害を発見しました。
実はシロアリと雨漏りには強い関連があります。
湿気を含んで腐った木材はシロアリにとって快適な住処になってしまうのです。

お客様は3年ほど前にシロアリの消毒を行っていたのですが、雨漏りによる木材への浸水の結果、再びシロアリが発生していたのです。
不幸中の幸いですが、今回は3年前の保証の範囲内で、再度シロアリの消毒を行うことができるとの事です。
雨漏りが発生しているとシロアリの消毒を行っていても再発する危険性がある、ということがわかりました。

シロアリによる食害が激しかったベランダは一度解体して、あらためて作り直すことになりました。

 

当初の想定以上に大掛かりな工事となってしまいました。
とは言え、もしこのままシロアリ被害に気付かずに放置していたら、シロアリの食害がさらに進行し、もっとたいへんな事態になっていた可能性もあります。

このように、雨漏りを放置することによってシロアリの発生につながる場合もあるので、雨漏りしたらまずは早めに専門家による雨漏り調査をすることをお薦めします。

こちらの建物は今現在も工事中で、6月末に完工予定となっております。
雨漏り修理の工事が終了したら、工事完了後に本当に雨漏りが止まったのか、止水確認の散水検査を行います。最後の雨漏り調査を行い漏水しなければ本当の完了になります。
私も最後の雨漏り調査に同行する予定です。
次回のコラムでは工事完了後の雨漏り調査についてコラムを書きたいと思います。

2019年6月15日
雨漏り110番伊勢原店
牧野敬大

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