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千葉市中央区 笠木廻りからの雨漏り修理【雨漏り110番千葉店】

2019.06.29 雨仕舞,建物のメンテナンス,雨漏り職人,雨漏り調査の方法,雨漏り修理,雨漏り修理の方法,雨漏り事例,雨漏りに取り組む,コラム

本日は雨漏り110番千葉店の宮垣が担当します。
よろしくお願いします。

笠木まわりからの雨漏りの事例をご紹介させて頂きます。

■現場エリア 千葉市中央区

■住宅形態  木造住宅2階建て 在来工法 外壁モルタル吹付スタッコ

■お問い合わせ内容

ここ半年間で、横殴りの比較的雨量が多い時に、1階のリビング窓枠・出窓上部から3回程度雨漏りが発生しているとの事で、当社で雨漏り調査を行う事になりました。

■雨漏り調査の為の下見

雨漏りが発生している位置の状況からスチール笠木の納まり・屋上防水層亀裂2箇所に被疑箇所を絞り、1日の日程で、散水・貯水調査を行う事になりました。

■当社を知ったきっかけ  ネット

■築年数 約28年

■雨漏り発生個所 1階窓廻りから・出窓天井・リビングの天井からの3箇所

■雨漏り修理回数 修理はしていない

■調査方法 散水・貯水調査 ■調査時間 1日

■修理期間 4日

■雨漏り保証期間 5年

■原因部位 スチール笠木のコーナージョイント部 バルコニー床の亀裂

■なんで雨漏りが発生したか?

・築年数からすると仕方がないのですが、スチール笠木を選択した仕様・笠木下の2次防水の施工不良が原因で発生したものと思われます

・バルコニー床の経年劣化に伴いひび割れ

■雨漏り目視・散水・貯水調査状況

■どんな修理方法を選択したか?

① スチール笠木の交換工事(アルミ笠木に交換)

② バルコニー床の防水工事(ウレタン防水・通気緩衝工法)

■担当者のコメント

今回のお客様は、施工の修理方法(特にアルミ笠木の交換方法)を熱心に質問される方でした。勉強会での知識から、アルミ笠木を取り付ける木部(下地面)の接地面部分には、透湿シートを先に被せるのではなく、防水テープを先に捨て貼りした後にブラッシングシート等の透湿シートを被せた方がベストであり、今回の場合解体後、天端に下地が無かったので、更に木下地を取付、そして、アルミ金物が取り付ける部分に再度片面防水テープを張り付けました。何故か?このアルミ金物を取り付ける時に下穴ドリルの木部切りかすが内部でふくらみ、隙間が発生してしまうとの事で、雨仕舞いとして良くない為、以上の2次防水施工を行いました。修理後、約1年6カ月経過いたしまたが、雨漏り再発の連絡はありません。

2019年6月29日
雨漏り110番千葉店
宮垣将一郎

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