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雨漏りの原因と事前に知っておくと便利な対策【雨漏り110番東久留米店】

2019.07.21 正しい知識,応急処置,雨漏り予防,建物のメンテナンス,家を守るために,雨漏りに取り組む,コラム

本日の雨漏り110番コラムは雨漏り110番東久留米店の小杉が担当いたします。
よろしくお願いいたします。

ある日突然、自分の家に雨漏りが発生してしまったら慌ててしまいますよね。雨は次々に漏れ出てきますから、余計に焦ってしまうかもしれません。しかし、その雨漏りの原因や対策を事前にある程度知っておけば、慌てずに対処することができることでしょう。そこで今回は、雨漏りの原因と、事前に知っておくと便利な対策をいくつかご紹介します。もしも雨漏りが発生してしまった場合に備えて、頭の片隅にとどめておくと安心です。

まずご紹介する原因は、バルコニーやベランダなどの排水口にゴミが溜まってしまっているというものです。
こうして改めて言われてみると単純な原因に思われるかもしれませんが、楽観視してはいけません。風によって運ばれてきた落ち葉や土などが排水口を塞いでしまっていると、大雨が降ったときに排水が十分に行われず、雨水が室内に侵入してしまう恐れがあります。また、「私の家は落ち葉や土が溜まる環境にないから心配ないかな」と思われた方も、まだ安心はできません。落ち葉などがない環境であっても、ビニール袋などが排水口を塞いでしまうケースも考えられます。そのときも同じく、室内に雨水が侵入してしまう可能性があります。
対策としては、これも単純なものではありますが、日頃の掃除のときから気を付けて確認しておくという心掛けが大切になってきます。毎日排水口をチェックするのは大変かもしれませんので、せめて天気予報で大雨だと言われている日の前や、梅雨のシーズンに突入する前などには確認をしておくと安心でしょう。ベランダに物をたくさん置いているという方は特に排水口のチェックが疎かになってしまいがちなので、気を付けて確認しましょう。

また、窓付近が雨漏りの原因となってしまうこともあります。例えばアルミサッシの取合いシーリングや水切り皿板部のシーリングが劣化してしまうことで、雨水がじわじわと侵入してしまうこともあります。雨漏りというと天井からポタポタ落ちてくる様子を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、窓枠など壁などが発生源となることもあるのです。
応急処置的な対処法としては、防水テープで塞ぐという方法があります。張り付ける箇所が濡れていては思うように貼れませんので、雑巾などで拭き取ってから貼るようにしましょう。その際、床や雨漏り箇所周辺のコンセントなどをビニールで覆っておくと、二次被害を防ぐことができます。

他にも、屋根の不具合が原因となって雨漏りが発生することがあります。例えば、アンテナを設置するために屋根に釘が打たれていて、その穴から雨水が侵入するといったケースも考えられます。他には、増築の際に雨漏り対策が十分にされていなかったことが原因となることもあります。
屋根が原因となって発生する雨漏りには、屋根にブルーシートをかぶせて土嚢などで押さえるといった対策が有効です。また、隙間をテープなどで補強すると、より強固な対策となります。しかし高所での作業となりますので、落下や転倒を防ぐための十分な対策が必要になります。

今回ご紹介したように、雨漏りの原因には様々なものがあり、またその対策にもいろいろな手段があります。しかし、やはり万全に対策をするためにも、ぜひプロにご相談いただきたいと思います。お客様ご自身でもある程度の対策を施すことはできますが、それはあくまでも応急処置と考えていただき、本格的な修理はプロにお任せください。高所での作業には危険がともないますし、プロにしかわからない原因、プロにしかできない修理というものもあります。ですから、お家と、そしてなによりお客様の安全のためにも、ぜひ雨漏り110番までお気軽にご相談いただければと思います。

2019年7月21日
雨漏り110番東久留米店
小杉正太

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