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新築の雨漏り【雨漏り110番名古屋西店】

2019.07.20 プロフェッショナルとして,正しい知識,ビックリ事例,雨漏り事例,雨漏りに取り組む,コラム

本日は名古屋西店の伊藤が担当させていただきます。

先日お付き合いをさせて頂いております弁護士さんより相談を受けました

今担当している裁判が雨漏りについて工務店とのトラブルで力を貸してほしいとのご依頼でした

簡単に概要を説明すると車の修理工場で鉄骨を組みたて、外壁は板金の壁、屋根は折半で作られた箱型の新築建物です。

 

新築で建て引き渡し後すぐ雨漏りが発生し、建てた工務店に相談しても工務店は保証対象外の為対応してくれないとの事でした。
そこで何が雨漏りの原因で本当に構造や新築工事の不備はないか、又は証明できないかとの弊社まで相談を頂きました。

上記写真のように足場を組みたて散水調査を行いました。

 

本来新築工事ならば引き渡し20年は保証対象になる事もお伝えし、あらゆる被疑箇所を
特定し散水を行った所、あきらかに目視できるほど内部へ雨漏りを確認しました。

原因は本当にたくさんあり本コラムでは割愛させて頂きますが、結論としては全く雨漏りに対応する構造ではない、雨漏りに対する処置が何もされていない状況でした鉄骨を組みたて一枚板金を張っただけ。
板金接合部、サッシ(窓枠)との取り合い、屋根の取り付け又は内部での止水処理どれも不足しており大変申し上げにくかったですが、新築時の工務店の無知さや適当な設計を否定するしかありませんでした。
写真と図面添付の解説付き雨漏り調査報告書を作成し提出させて頂きました。
その後その雨漏り裁判は無事に工務店の保証にて修繕される事となりました。

新築で建てた当初からの雨漏り発生は度々相談を頂く機会があります。
そういった時も是非雨漏り解決のプロの我々お任せ下さい。

ですが折角沢山の思いを込め建てられた新築建物からの雨漏り、少しでも軽減できるよう正しい知識が広まる活動も、雨漏り修繕事業を営むものとして今後求められる大切な活動かもしれません。
微力ながら弊社もそういった活動で社会の役にたてればと思います。

以上
拙い文章でしたが、最後までご拝読頂きありがとうございました。

2019年7月20日
雨漏り110番名古屋西店
伊藤稔丈

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