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雨漏り110番の責任。

2015.08.27 雨漏りに取り組む,雨漏り110番グループ

2015年8月27日(木曜日)

前回のブログにも書きましたが、昨今の低レベルな雨漏り修理業者が乱立している状況にリーディングカンパニーとして強い危機感を感じています。
低レベル業者や悪質業者が自然に淘汰されるまで気長に待てば良いとは考えていません。
業界のイメージが悪くなることは我々にとっても大きなマイナスですし、我々にはそのことを防ぐ責任があると思っています。

と言っても、そのような悪質業者に対して我々が直接的に何かできることはありません。
ですので、何かしら我々にできることをやっていこうと考えています。

例えば一般消費者の皆様に向けた啓蒙活動もその一つでしょう。
雨漏りに関する勉強会やセミナーを開催するなどして消費者にも最低限の知識を持ってもらう。
そうすれば一般のお客様にも、良い業者と悪い業者を見分ける力が身につくでしょう。
一般向けの勉強会では、雨漏りに関わる基本的なメカニズムから実例までを、建築の素人でもわかるような言葉で説明することが大切です。

また、業者側への指導や教育も必要かもしれません。
悪質業者は論外ですが、真面目ではあるけれど知識や経験に乏しくて、結果として低レベルな仕事をしてしまっている悪意のない低レベル業者もいるはずです。
そのような悪意なき真面目な低レベル業者に、雨漏りに関する正しい知識や技術を教育・指導することで解決する問題もあるでしょう。

そうなれば、競合他社を教育し指導することになります。
純粋にビジネスの側面からみると、敵に塩を送るような形になります。
しかし、真面目な良い業者が増えるということは、長い目でみれば悪質業者・低レベル業者を駆逐することにつながりますので、我々にとってもプラスのほうが大きいと考えています。
悪質業者が駆逐されたマーケットで、真面目でレベルの高いライバルと切磋琢磨したほうが、市場にとっても、お客様にとっても、我々にとっても、プラスなのは言うまでもありません。
敵に塩を送ることも長い目でみれば自分のためでもあります。

いつまでも悪質な業者をのさばらせているワケにはいきません。
我々にできることを一つ一つ積み重ねていき、被害にあうお客様を一人でも多く救わなければならないのです。
リーディングカンパニーである雨漏り110番にはその責任があると考えています。

それでは。

伝説の雨漏りハンター
唐鎌謙二

僕の著書です。→『自分を磨く「嫌われ仕事」の法則』

音声でもお聴きいただけます。→オーディオブック版はこちら

日常の活動状況ブログは日本外装株式会社 社長・唐鎌のブログ

さらにツイッターでもつぶやいてます。

 

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