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雨漏り修繕事例「塩ビシート防水機械的固定工法編」 【雨漏り110番上尾店】

2019.09.05 ALC版,鉄骨造,プロフェッショナルとして,建物のメンテナンス,建築構造・建築施工,防水工事について,雨漏り職人,屋上防水工事,コラム

本日の雨漏り110番コラムは雨漏り110番上尾店の千葉が担当します。

よろしくお願いいたします。

今回ご紹介する事例は鉄骨造3階建て、外壁はALC版張り、屋上とベランダは塩ビシート防水です。

防水層の不具合箇所は掃き出し窓下端と塩ビ鋼板突き付け部にみられました。

鉄骨造における塩ビシート防水改修工事の場合、通常塩ビシート防水の重ね張りが一般的な仕様となりますが、既存防水の状態が比較的良好な場合にはウレタン塗膜防水の塗り重ねも可能となります。

工法選定の判断基準としては、入隅・出隅シートの納まりの状態、既存塩ビ鋼板の固定強度などの確認、そして最近では「非破壊」劣化度診断システムも普及していますので、あり得るすべての要素を考慮して工法選定する必要があるでしょう。

話を戻します。

ここでは塩ビシート防水機械的固定工法を選定しましたので、防水性能はもちろんのこと、その他問われる性能としては耐風圧性、断熱性、遮熱性、耐火性・防火性、耐薬品性、ドレインの排水性がありま
す。

その中でも、現場毎の注視しなければならないのが耐風圧性になります。

台風などの暴風が吹く際には、屋根面の防水層には強烈な上向きの力がかかり、この力に耐えるための固定強度が求められます。

防水下地には、コンクリート下地、ALC下地、木下地、金属下地などがありますが、それぞれの厚みも現場毎に違いがありますし、部位ごとに下地が異なることもあります。

下地を確認したうえで、固定ビス・アンカーを選定し、固定強度を測らなくてはいけません。

概ね、建築基準法の基準風圧力に対して、一本のビスの固定強度は200㎏以上といったところで、70㎏相当の3人がぶら下がれば、ビスは引き抜けるくらいの基準となっています。

また、金属下地においては、金属摩耗が考えられることから、より固定耐力が求めら
れます。

統計データにて基準風速が強い地域、また建物の高さがある屋根においては十分な計算が必要でしょう。

さて、固定強度の確認がとれたら工事の始まりです。

まずは、清掃作業からですね。

工事の流れ、及びポイントについては、次回ご説明・ご報告致します。

2019年9月5日
雨漏り110番上尾店
千葉清貴

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