以前テナントビルの1階に雨漏りが発生し、修理させていただいたお客様から今度は3、4階の居住スペースに雨漏りがするとご連絡がありました。

雨漏りする箇所は全て西側の壁から、屋上防水は問題なさそうなので原因は西側の外壁にあると断定しました。

しかし下からは目視で浸入箇所を確認出来ず、窓から顔を出しても見れる範囲は限られます。

且つ、隣接する建物との幅も非常に狭く足場を組むのも困難でした。

そこで屋上からゴンドラを吊るし、調査から補修まで一気に施工させていただく方向でお客様にご了承をいただきました。

先ず屋上にあった基礎にしっかりとワイヤーを固定します。

次にパラペット部に加工用の滑車を固定します。

このように降下して外壁を調査しますとやはりＡＬＣ外壁(目地部含む)にひび割れ箇所が多数見受けられました。

マーキングをし対象箇所をコーキングにて補修します。

合わせて外壁の通気口も雨漏り対策し施工完了しました。

2019年9月19日
雨漏り110番仙台店
土門修平