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外壁塗装の現地調査にて【雨漏り110番品川店】
本日の雨漏りコラムを担当させて頂きます。
雨漏り110番品川店外壁塗装の清水屋です。
外壁塗装工事の仕事には受注までにいくつかのプロセスがございます。
お問合せを頂きまずは現地調査という実際の現場に行きお見積りに必要な情報を現場で見て聴いて触れて確認する作業を行います。
これは実際の外壁塗装の工事で見積りの時にあった雨漏り現場の体験談です。
その時の問い合わせで言えば私どもの業務上、至って一般的な問い合わせで屋根と外壁を塗装してほしいというご相談を電話で頂きました。
場所は目黒区の住宅街
建物は3階建ての一般的な木造住宅の戸建で2階のバルコニーの真下が一部駐車場という作りでした。
現場の状況で言えば外からの見た目は経年劣化程度のもので特にみためではそれらしい症状もなく確実にこれは雨漏りしてるな!というような情報も雨漏りの痕跡もなくお家の状況や状態のお話を伺う場面でのお施主との会話の中でも過去に雨漏りはないということでした。
親切な家庭で話も非常によく聞いてくれたこともありお施主様に念のため、3階から2階と室内の状況も確認させていただくために、室内側からの現地調査を行わせていただきました。
家の中も大変きれいに使用されており何か問題があれば一目瞭然というほど清潔感がありました。
3階から下へちょうど2階のバルコニーを確認して終わりかななんて思っていた時でした。
「?」
むむ
むむむ?
バルコニーに出た時に感じた「違和感」は職業柄感じるもの。
なぜそう感じたのかわかるまではそう時間はかかりませんでした。
バルコニーを一歩歩いた瞬間でわかりました。
あきらかに足元がゆるい。
とにかく外壁の修繕に関わるもの、雨漏り110番の加盟店であれば確実にわかります。
このなんとも大げさな勾配
すかさずお施主様に確認しました。
このバルコニーは何か手を入れて修理しましたか?
かえってきた言葉は
(う〜んしてないです。)の一点ばり
ただ聞き方が悪かったのか真実が見えてきた。
なるべくゆっくりしつこく聞いたかいもありあることを思い出してくれた。
新築時の時だそうで建てた時に水が溜まるからと相談を入れて一度作ったバルコニーを一部こわして上からもう一度板を張って勾配を作ったそうだ。
なるほど。
とにかく歩き心地というかこれはまずそうな予感しかしない。
ということがすぐわかり一階の駐車場の天井点検口から中を覗かせてもらった。
断熱材を取り出してカビを確認
LEDライトの懐中電灯で中を確認
「OHMYGOD」
雨漏り痕がすぐに確認できました。
症状で言えば致命的なことはなかったのと幸い構造にも影響しているようなものでもなく下も駐車場ということで生活にもそれほど影響がない場所なのですが発見が遅れれば遅れるほど被害は拡大したことでしょう。
我ながらあっぱれというところでしょうか。
本日も最後までお読みくださりありがとうございます。
2019年9月27日
雨漏り110番品川店
清水剛