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シャッター付き サッシ枠からの雨漏りリスク!【雨漏り110番南大阪店】

2019.11.16 雨仕舞,プロフェッショナルとして,正しい知識,サッシからの雨漏り,防水工事について,雨漏り職人,雨漏りに取り組む,コラム

今年も 各地で自然災害が多く、又 被害が大きく被災地の復興が 一日でも早くと 願っています。

さて、今回の雨漏り調査案件ですが雨漏りの多い個所の一つサッシ廻りに成ります。

10年前後のシャッター付きサッシ枠が 下記の写真の様にバルコニー等、ごくごく普通に使用されています。
透湿防水紙や防水工事をする場合に仕舞の工夫が 必要に成る場合が有ります。

現状

サッシ枠を建物に取り付ける前の写真が下記に成ります。

下枠と呼ばれる、サッシ枠の下の部分と縦枠とのつなぎ目写真で撮っているのですが少し分かりづらいかもしれませんが、お許しください!

サッシ枠

ピン!と くる方も いらっしゃると思いますが縦枠の最下部に プラスチック製の蓋? カバー? が付いて居ます。

この部分が雨漏りの原因に成る事が有ります。

下記の写真は 壁のサッシ枠の取り付けバルコニーのサッシ枠の取り付け後 防水の状況です。

バルコニーのサッシ枠の取り付けが、2通り有ります。

FRP防水など、防水工事をしてから サッシ枠の取り付ける場合とサッシ枠の取り付けを してから FRP防水など 防水工事をする場合。

防水工事を先にしてから、サッシ枠の取り付けの場合はいいのですがサッシ枠の取り付け後の防水工事をする場足はサッシ枠のフィンと呼ばれる部分に防水を施工して最後に端末部分にシーリング材などで 処理をして防水性を担保しています。

その為、シーリング材の劣化、不備が発生すると雨漏りに成ります。

ですが、シーリング材がしっかりと機能していても雨漏りをする ケースが有ります。

何故か? 先程の サッシ枠の写真で有りました縦枠最下部のカバーと縦枠との 取り合いからの 不具合が原因です。

カバーの取り付けは、ビスにて固定していますがカバーと縦枠の間に パッキンが入っており このパッキンが防水性を担保しています、その為 経年劣化、サッシ枠の取り付け時の水平等を保ってないままの 取り付けによる不具合と ケースバイケースですが稀に 不具合が起きて、雨漏りの原因に成ります。

その為、シーリング材で補修をしても 雨漏りが改善することが無く雨漏りが再発致します。

近年では、雨漏りのリスクが有る為サッシ枠の取り付けは 防水施工後が主流ですがそれでも100%では、有りません。

サッシ枠の取り付け後、防水工事をする場合は、雨仕舞を少しでも良くする為にカバー部に 防水工事店で 処理をする必要が有ります。

壁に取り付ける場合は、捨て張りシートなど 雨漏りをさせない為に 工夫されています。

その為 施工時には 雨漏りの原因に成りうるヶ所には シッカリとした雨仕舞や建物に対する知識・経験・技術力等 総合的に必要に成ってきます。

これからの 雨漏り南大阪店では、今まで以上に 雨漏りに対しての真摯に向き合い 努力して参りますのでこれからもよろしくお願いします。

尚、雨漏りをした場合は、雨漏り110番グループに問い合わせ頂き 現場確認後 調査に対する見積り・ 調査内容の説明を聞きお客様がご納得して調査の依頼をして頂ければ必ずお役に立てると思います。

2019年11月16日
雨漏り110番南大阪店
西島孝志

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