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「基礎に水染みが・・・もしかして雨漏り~Ⅱ」【雨漏り110番茅ヶ崎店】
2019.12.14
特殊防水工事,雨仕舞,プロフェッショナルとして,正しい知識,建築構造・建築施工,防水工事について,雨漏り職人,雨漏りに取り組む,コラム
本日のコラムは雨漏り110番茅ケ崎店の禧久が担当させていただきます。
よろしくお願いいたします。
前回のコラムで基礎の雨染みの雨漏り疑惑について掲載させて頂きました。
その後の経過状況と補修工事内容報告を報告させていただきます。
前回の調査で基礎巾木を剝がし、床部分と立ち上がり部分の打ち継ぎからの水染みを確認、水抜き穴の詰まりも貫通し、玄関土間内部の水分が乾く乾燥時間をとり、その間の他の要因が無いか検証させていただきました。
基礎の雨染み(前回の現場調査日)
現場調査日
1ヶ月後
2ヶ月後
3ヶ月後
5ヶ月後(補修工事日)
前回調査日より1ヵ月に一度、現場を確認してまいりました。
ちょうど台風の時期も重なったため、大雨が何度もありましたが水染みが大きくなる事もなく徐々に小さくなり、5ヶ月後には水染みも無くなり雨漏りではなかったと言う事もご納得いただきました。
ちょうど台風の時期も重なったため、大雨が何度もありましたが水染みが大きくなる事もなく徐々に小さくなり、5ヶ月後には水染みも無くなり雨漏りではなかったと言う事もご納得いただきました。
雨水などが基礎打ち継ぎ部分より基礎内に入ることは考えられませんが、念には念を入れて基礎に防水工事を行いました。
今回は基礎部分の防水ということで、ポリマーセメント系の塗膜防水を施工しました。
作業工程
1:Uカット(打ち継ぎ部分のコンクリートにU型の溝をつくる)
2:シーリングプライマー塗布
3:シーリング
4:ポリマーセメント系プライマー塗布
5:ポリマーセメント系塗布防水(1回目)
6:メッシュ補強
7:ポリマーセメント系塗布防水(2回目)
8:ポリマーセメント系塗布防水(3回目)
9:防水工事完了
以上が調査日からの経過状況と補修工事内容になります。
防水工事完了後、基礎部分に仕上げ左官工事を施工、今回の雨漏り疑惑工事は終了いたしました。
補修工事を完了してから1年ほど経ちましたが、お客様より雨染み再発の連絡はないそうなので、雨漏りによる水染みの心配はなさそうです。
2019年12月14日
雨漏り110番茅ケ崎店
禧久貴徳