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~雨漏りが起きる前にセルフチェック!!~【雨漏り110番熊本北店】
本日の雨漏り110番コラムは雨漏り110番熊本北店の木付が担当いたします。
よろしくお願いいたします。
師走に入り18日今年もあと半月をきりました。
12月になると1年は早いなぁと毎年思い返します。
これからの年末はなんだかソワソワバタバタと過ぎていくと思います。
皆さんにとって今年1年はいかがだったでしょうか??
今年の1番大きなニュースはやはり元号が【令和】に変わったことではないでしょうか。
私は【平成】生まれですのでなんだか寂しい感じがしました。
多くの台風や豪雨など天災による被害では改めて自然の脅威を思い知らされることもありました。
私の個人的な今年の思い出はやっぱりラグビーW杯ですね (*^^)/
言葉の通じない外国の方とでも一緒に応援し盛り上がれたあの空間は本当に楽しいものでしたし学生時代試合をしていた同年代の選手の活躍は私も頑張ろうといい刺激になりました。
こんな感じで1年を振り返りながら皆さんも年末にお家の大掃除をされることでしょう。
そこで今まで雨漏りが起きた事例についてコラムを書いてきましたが雨漏りが起きてからでは被害がもう起きています。
事前に予防・対策を行っていれば雨漏りによって不快な思いもせずにすみますよね。
今回は雨漏りが起きる前にご自身でできる簡単なお家のセルフチェックをご紹介します。
大掃除のついでにお家の点検を行ってみてください。
『屋根』
※屋根にのぼっての点検は危険ですので下から見える範囲で構いません。
・ヒビや欠けはないか
瓦やコロニアルの屋根の場合起こる可能性があります。
雨漏りに直結する場合もありますし少しずつ染みていて気付いた時には下地までボロボロなんてことも、、、、
・ズレはないか
写真のようにひどくずれていると上部から流れてくる雨水が内部に侵入するのは明らかですよね。
瓦の場合きれいに並んでいるとしたから覗いたとき次の写真のように縦のライン、斜めのラインがまっすぐ見えます。
・役物に銅板が使用されていないか
現在はカラーステンレスやガルバリウム鋼板を用いることが多いですが以前は銅板を谷や雨仕舞に多く使用していました。
材料の厚さや使用箇所にもよりますが経年劣化により小さな穴が開いていることがあります。
銅板の簡単な銅板の見分け方として施工してしばらくしたものは(緑青)と呼ばれる薄い緑色をしています。
施工から20年経っており銅板を使用してあるなら一度専門業者に点検をしてもらうといいと思います。
・サビはないか
金属屋根やコロニアルの役物 笠木等にみられると思います。
初期の段階では再塗装で済みますがひどくなってくると穴があいたりしてきますその前に早めの対応が効果的です。
『壁』
・シーリングの劣化はないか
現在の建築物で最も多く使用されている壁材 サイディングと呼ばれるものにはシーリングが必要不可欠です。
そのシーリングに問題があると雨漏りに直結してきます。
シーリング材が壁材から切れて離れていないか?
ヒビ等は入っていないか?
これは見た目で判断しやすいと思います。
・チョーキングがおきていないか
壁を触ってみて上の写真のように白い粉が付いたらチョーキングが起こっています。
これは外壁塗装の劣化によりおこります。
チョーキングが起きたからと言ってすぐに塗り替えを行う必要はないですがリフォームを考え始める目安としていいと思います。
・クラックが入ってないか
コンクリート造の建物やモルタル壁などに見られます。
今回はご自身でできる簡単なセルフチェックをご紹介しました。
雨漏りに直結するものもあればメンテナンス時期に気付けるきっかけのものも大掃除の際 窓掃除のついでに窓周りに注目してみたり庭掃除のついでに普段見上げない屋根、壁を少し覗いてみてください。
もしかしたら事前に防げる雨漏りや最小限の被害で改善できるかもしれません。
なにかお気づきのことや不安なことが見つかりましたらお近くの専門業者に点検をお願いされてはどうでしょうか。
高所の点検は大変危険ですので下から見える範囲で構いません。
築年数が経ち気になる方は専門業者にご依頼を!!!
2019年12月18日
雨漏り110番熊本北店
木付悠太