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「雨漏りの放置は危険です!健康被害や2次災害」【雨漏り110番東久留米店】

2019.12.26 雨漏りとシロアリ,正しい知識,建物のメンテナンス,雨漏りあるある,サイレントキラー雨漏り,雨漏り被害,コラム

万が一雨漏りが発生してしまったとき、あなたはすぐに修理業者に依頼をしますか?
もちろんできるだけ早く修理するほうが良いのですが、なかには「まあ、ちょっとくらい放置しても平気かな……」と先送りにしたいと考える方がいらっしゃるかもしれません。
そこで今回は、雨漏りを放置することによって発生する可能性のある健康被害や2次災害についてご紹介します。

雨漏りを放置することで発生する問題として最初にお伝えしたいのは、家屋へのダメージです。「見た目には広範囲じゃなさそうだし、たまにしか漏れてこないし大丈夫かな」と思っても、内部の木材には甚大な被害が加えられている可能性があります。場合によっては天井が落ちる、建物が倒壊するといったことも考えられます。また木材に限らず、ネジをはじめとした金属部品が錆びてしまう可能性もあります。例えば鉄筋コンクリートの内側が錆びてしまうと、コンクリート部の強度も低下してしまいます。
さらに、壁の裏側には電気設備があります。雨漏りの箇所によってはこの設備に影響を及ぼし、漏電が発生するかもしれません。
そして漏電は放置すると、火災の原因ともなってしまいます。木材や金属部品、そして電気設備も、外観や部屋の中からでは直接見ることができない部分です。ですから、雨漏りが発生した場合は、なるべく早い段階で修理業者に依頼をして状況を確認してもらうことが大切です。

そして、雨漏りを放置することでダメージを受けるのは家屋だけではありません。
それはときとして、私たち人間にも牙をむくことがあるのです。
例えば雨漏りを放置してしまうと、建物内部の湿度が高い状態に保たれてしまいます。そのような状態はカビが好む環境ですので、天井や壁の裏でカビが繁殖しやすくなります。こうなってしまうと、ときには喘息に繋がるアレルギー反応を起こす可能性があります。特に小さなお子様やお年寄りなど、免疫力が低い方がいるご家庭は注意して確認しておくと良いでしょう。

また、雨漏りを放置することによって発生する高温多湿な環境は、カビだけでなく害虫や害獣にとっても快適なものとなります。例えば、雨漏りによって湿って放置されている木材はシロアリの餌になりやすく、次々に集まってきてしまう可能性があります。放置すれば放置するほど家屋はダメージを受けますし、雨漏り修理以外にもシロアリ駆除を依頼する必要がでてきます。
また壁などに穴が開いてしまった場合、ネズミや小動物なども侵入してくる可能性もあります。ネズミが入り込むようになると、衛生面から人間への健康被害が発生することも考えられます。さらに、ダニが発生する危険性もあります。ダニは人間の健康被害はもちろん、ペットを飼っている場合はその大切なペットにまで被害を及ぼしてしまいます。このような有害生物による被害から自分自身やご家族、ペットを守るためにも、早めに業者に依頼をし、適切な処置を施す必要があります。

今回いくつか例をご紹介したように、一見すると大した雨漏りではないように見えていても、甚大な被害を引き起こしてしまう可能性があります。雨漏りというと水濡れ被害だけを想像されるかもしれませんが、それを放置することによって倒壊、漏電、火災など家屋にとって取り返しのつかないダメージを与えてしまうこともあるのです。
そしてその被害は家屋だけにとどまらず、アレルギーや害虫被害など、あなた自身も、ご家族、そしてペットをも苦しめてしまうことになるかもしれません。

ほんのちょっとの雨漏りだからといって、先延ばしにするのは危険だということがおわかりいただけたのではないでしょうか。また、雨漏りは放置して直るものでもありません。雨漏りを発見したら、なるべく早く雨漏りの修理が出来る業者に依頼をして、被害を最小限に抑えるようにしましょう。その対応が、大切な家屋と家族を守ることにつながります。

2019年12月26日
雨漏り110番東久留米店
小杉正太

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