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闘志

2013.04.09 雨漏りに取り組む

雨漏りハンターとして生きていくと決めてから、
これまで数多くの雨漏り物件と対峙してきた。
パッと見ただけで原因がわかるような簡単な雨漏りもあれば、
何回も調査をして、それでも原因がわからないような
極めて難しい雨漏り事例もあった。
割合としては、
見ただけである程度わかる簡単な雨漏りが50%ぐらい。
見てもわからないけど調査をすればすぐにわかる雨漏りが30%ぐらい。
調査で苦労しながらも迷路入するほどじゃない雨漏りが15%ぐらい。
で、残りの5%が、雨漏りの迷路に入るような難解な雨漏り。
この残り5%は本当にたいへん。
具体的にどうたいへんかと言えば、
例えば散水調査であるのが、
漏水を再現するまでに4時間ぐらい時間がかかるとか、
ドアを密閉して換気扇を強く回さないと再現しないとか、
水が当たる角度が微妙に変わっただけで再現しないとか、
毛細管現象が発生する条件が人工的に作り出せないとか、
こうなるとあとは諦めない精神力の勝負になってくる。(苦笑)
最も多いケースが、
ダブルtoシングルやトリプルtoシングルと言うように、
一つの漏水箇所に対して浸水箇所が複数あるケースや、
さらにはダブルtoダブルやトリプルtoダブルみたいな、
複数の漏水箇所と複数の浸水箇所が混在しているケースとか、
こうなってくると雨漏りハンターでも、そう簡単ではない。
でも、
そういう難しいケースほど燃えるのも事実。(笑)
燃えるし、いろんな仮説を立てることが面白くなってくるし、
何より、『この案件を解決すれば、また成長できるな』と思えるのが良い。
とにかく難しい案件をクリアすればするほど自分が成長するワケだし、
その分、同業他社に差をつけられるワケだし、
お客様からの信頼も強くなっていく。
世の中には一つとして全く同じ建物がないのだし、
レアケースの実績や、困難な経験こそが知的財産を蓄積するのだ。
成功体験も良し、失敗体験なお良し。
難しい仕事にこそ自分を高めるチャンスがある。
古今東西、変わらない原則。
今日もまた、
フツフツと闘志が湧いてくるような難解な案件と出会えた。
ありがとうございます。
また雨漏りハンターは成長できます。
これを機に、さらなる向上をさせて頂きます。
それでは、
To Be Continued
伝説の雨漏りハンター
唐鎌謙二
僕の著書です。→『自分を磨く「嫌われ仕事」の法則』
音声でもお聴きいただけます。→オーディオブック版はこちら
日常の活動状況ブログは日本外装株式会社 社長・唐鎌のブログ
さらにツイッターでもつぶやいてます。

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