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気が付く雨漏りと気が付かない雨漏り【雨漏り110番南大阪店】

2019.02.25 サイレントキラー雨漏り,雨漏り事例,雨漏り診断・雨漏り調査,雨漏りに取り組む,コラム

本日の雨漏り110番コラムは雨漏り110番南大阪店の西島が担当します。
よろしくお願いします。

ほとんどの雨漏りは、天井や窓などに水滴が出てきて初めてお気づきになると思います。

台風、長雨、強風、ゲリラ豪雨などで雨漏りが発生することが多いです。
最近は局所的な豪雨や大型台風など、温暖化の影響なのでしょうか、ここ数年、気象環境の変化が大きくなっているように思われます。
そのためなのか、『雨漏り』の現象が突然起こる可能性が高くなっていると感じています。

通常の雨・風では、雨漏りしていなかったのか?
たまたま気が付かなかっただけなのか?
どちらかわかりませんが、特定の風向きや雨の量でのみ雨漏りする、あるいは台風の時だけ雨漏りするなど、ある条件下の時だけ雨漏りが発生するケースがあります。
また雨が降る度に雨漏りするケースや、長雨の時だけ雨漏りするケースなど、雨漏りのパターンは多岐にわたると思います。

天井やサッシ枠の上部から雨漏りが起きた際、何らかのアクションを起こされることでしょう。
インターネットで検索をかければ、リフォーム会社や工務店など、雨漏り修理を謳っている多種多様な業者が検索結果に出てくると思います。
その中から、信頼できそうな業者にお問合せをして、状況を確認してもらったうえで工事の見積書をとり、その金額や対応に納得してから発注に至るケースが一般的な流れかと思います。

中には、塗装をしたら、あるいは屋根や防水をやり直したら雨漏りは止まりますと断言し、雨漏りの調査をしない業者もいます。
確かに目視だけで雨漏りの原因がわかる場合も稀にありますが、あくまでも稀なケースです。
基本的には、見ただけで雨漏りの原因を明確に判断することはできないケースのほうが圧倒的に多いと思ったほうが良いでしょう。

雨漏り原因を特定しないまま工事をしても雨漏りは止まりません。
雨漏りが止まらず、何度も工事を繰り返せば、その分工事金額は高くかかってしまいます。
工事を繰り返すことで、場合によっては雨漏りの経路がより複雑化し、雨漏りの解決を難しくしてしまうこともあります。

それでも、雨漏りを止めるまで責任をもって対応してくれる業者ならいいのでしょうが、実際には雨漏りが再発したと連絡しても、なかなか対応してくれない業者が多いのが現実です。
そのような業者の場合は、対応するまでに無駄な時間が費やされてしまい、結果的に雨漏りを放置している状態が長期に続くことになり、その間、お客様にとって大切な『家』の構造体までも危険にさらしている事になるのです。
雨漏りは、早期発見の場合には比較的、家のダメージは軽微であることが多いですが、長期に渡って雨漏りを放置してしまった場合はダメージが大きくなってしまいます。

本日のコラムのタイトルにありますように、【気が付く雨漏り】は色々な形で天井や窓などに水滴などの目に見える現象によって雨漏りを発見することができます。
しかし、雨漏りによる水滴や濡れが分かりにくい場合や、雨染みなのか汚れなのか、あるいは結露によるカビなのか雨漏りによるカビなのかがハッキリと分からない場合は 『何かへん? 雨漏り?』と思いながらも、そのまま放置してしまうことが多いようです。
これが【気が付かない雨漏り】です。
雨漏りの現象が明確に現れないため、相談や問い合わせなどのアクションを起こすことが遅れがちになり、雨漏りを放置してしまうことになってしまうのです。
その結果、雨漏りが表面的に分かる様になって気づいた時には、建物で重要な躯体にまで被害が及んでいる場合が有ります。

写真の様に建物の梁・柱にまで腐食が進み、大規模な工事が必要なってしまえば工事金額も莫大に掛かることになります。
これが【気が付かない雨漏り】の怖さです。
浸入する雨水の量が軽微な場合は、さほど建物を傷めずに自然に乾燥する場合もありますが、バルコニー等の防水の下に廻った雨水は、乾燥しづらいため、長期にわたって湿潤状態が続き、下地の木材等を腐食させていきます。
そのため、異変に気が付いたときは深刻な状況になっていることもあります。

それでも、バルコニーや陸屋根などであれば人が歩く場所ですので、比較的変化に気が付きやすい場所だと思います。
床材がフワフワした感じがする、あるいは防水層に亀裂らしき物があればすぐに気が付くと思います。
ただし、ウッドデッキ材などでバルコニー の床面を覆いかぶしている場合は気が付きにくいので注意が必要です。

先ほど少し触れましたが、雨漏り原因の特定をしないまま工事をすることで、結果的に『気が付かない雨漏り』を産み出してしまうリスクもあります。
雨漏り原因を特定しないまま修理をして、雨漏りが再発するたびに補修工事を繰り返すことで、 雨漏りが複雑化する場合があるのです。
また、雨漏りの原因個所が複数ある場合には、見落としによる不完全な工事になってしまう場合もあります。
これらの事由により雨漏り修理をする前までは、天井などにハッキリと水滴が出てきて、雨漏りに気づきやすい【気が付く雨漏り】だったのが、中途半端な修理をしたことで工事前より雨水の侵入量が減り、極めて軽微な雨漏りとなってしまい、雨漏りをしている事に気づきにくい【気が付かない雨漏り】なってしまうのです。
そうなると、先ほど同様に長期間放置されることになり、結果として重大なダメージに至ることになります。

また、正しい雨仕舞いの知識を持たない低レベルの雨漏り修理業者などは、壁などに浸入した雨水を適切に外部に排出するための水抜き部分などを安易にシーリング材で塞いでしまうこともあります。
その結果、排出されなくなっり逃げ場を失った雨水が、今まで雨漏りのしていない場所に新たな雨漏りの個所を作ってしまう、二次災害的な雨漏りが起こるケースも少なくありません。

この様に、雨漏りや雨仕舞いについての正しい知識を持たない低レベルな業者による工事や、雨漏り原因を特定しないままの強引な雨漏り修理は、かえって雨漏り被害を拡大してしまう可能性があるのです。
大切なのは雨漏りの原因を特定することです。
正しい雨漏り診断・調査によって、雨漏り原因を特定することこそが、雨漏り解決のために一番大事なのです。
雨漏り診断・調査に費用が掛かったとしても、結果的に無駄な工事を省き、最終的に工事金額が安くなることにも繋がります。

雨漏りをした場合、ぜひ私たち雨漏り110番グループに問い合わせください。
まずは無料で現場確認に伺います。
雨漏り診断・調査の見積り提出までは無料で行っています。
もちろん 調査内容などは丁寧にご説明させて頂きます。
お客様がご納得されるまで何度でもご質問してください。
私たち雨漏り110番グループが皆様の雨漏りを解決するお手伝いができれば幸いです。

2019年2月25日
雨漏り110番南大阪店
西島 孝志

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