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外壁からの雨漏り事例・散水調査から修理までの解説【雨漏り110番千葉店】
2019.02.23
雨漏り修理の方法,雨漏り事例,雨漏り診断・雨漏り調査,コラム
本日の雨漏り110番コラムは雨漏り110番千葉店の宮垣が担当します。
よろしくお願いします。
今日は、以前、雨漏り調査から雨漏り修理までをやらせて頂いた、外壁からの雨漏り事例を紹介させてください。
コラムというより単なる事例報告という感じになってしまいましたが、雨漏りに真面目に携わる雨漏り修理業者さんや、似たような雨漏りでお困りのユーザー様のご参考になればと願っています。
何かしらお役に立てれば幸いです。
<雨漏り事例報告>
- 現場エリア
千葉県茂原市 - 住宅形態
テナントビル 鉄骨造・ALC下地タイル張り仕上げ4階建て 約122坪(402.6㎡) - お問い合わせ内容
以前から1・2階の窓サッシ額縁と、床・1階コーナー出窓、3階居室前天井、廊下天井から雨漏りがしており大変困っていました。外壁タイルはシーリングにて2回ほど修理を実施しましたが、全く止まりませんでした。特に3階の天井シミに関しては雨漏りの原因について全く見当もつきませんでした。そんな時インターネットで雨漏り110番にたどり着き、雨漏り調査・修理を依頼する事にしました。 - 雨漏り110番を知ったきっかけ
インターネットにて - 築年数
約26年 - 雨漏り発生階数
1階・2・3階各所 - 雨漏り修理回数
3回 - 調査方法
目視・散水調査 - 調査時間
1日 - 修理期間
20日 - 雨漏り保証期間
5年 - 原因部位
屋上防水排水部・外壁タイル・シーリング・ガラスシリコン部 - 雨漏り原因について
屋上からの雨漏りについては、屋上の排水部がゴミで詰まっており、適切に排水されず滞留した雨水が、屋上に立てられている建屋の下に浸入し、貫通部を経由して下階に漏れていました。外壁からの雨漏りについては外壁タイル面に不具合(施工不良)がありました。ガラス面からの雨漏りについては、窓の突き合わせ部シーリング材(シリコン)の経年劣化による界面剥離です。 - 雨漏り調査状況
- どんな修理方法を選択したか?
1.タイル亀裂部張替作業状況
2.防水仕様の塗装工事状況
3.完成
- 担当者コメント
今回の雨漏り案件は【複数侵入雨漏り(=雨水浸出位置×1箇所に対して雨水浸入位置が複数箇所ある雨漏り)】でした。
まずは雨漏り調査をして、それに基づく雨漏り修理を実施。
雨漏り修理の工事完了後に、止水確認のための散水調査を実施しました。
すると、なんとサッシのコーナー部から漏水が!!
慌てた私たちは、あらためて雨漏り調査を実施し、コーナー窓のガラス同士を90°に突き合わせている部分のシリコンシーリング材の剥離を発見しました。
その後、シリコンシーリング材を適切に修理し、再び止水確認検査(散水調査)をして、雨漏りが止まっている事を確認し、無事に足場解体することができました。
ホッとしました。
雨漏り修理後の止水確認のための散水調査の必要性を強く感じた現場でした。
2019年2月23日
雨漏り110番千葉店
宮垣将一郎