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個人住宅の施工不良による雨漏り事例その1【雨漏り110番熊本北店】

2019.03.13 屋根工事,建築板金,雨漏り修理,雨漏り修理の方法,雨漏り事例,雨漏りに取り組む,コラム

本日の雨漏り110番コラムは雨漏り110番熊本北店の木付が担当します。
宜しくお願いします。

弊社は昭和33年熊本県北部の玉名市に建築板金工事店として創業いたしました。
主に建築板金・板金屋根・雨樋・外壁工事 雨漏りの調査 補修を行っております。
私たちの仕事は雨水の正しい『みち案内』だと思っております。

雨漏りは正しく雨水が流れず建物内部に侵入・滞留することにより発生します。
雨漏りはただ不快な思いをするだけでなく、建物の価値・安全性を大幅に下げる原因になります。

雨漏りの原因はすぐに分かる場合もありますが、何度も検証しやっと発見できる場合もあります。建築板金で培った知識・技術を活かし、雨漏りでお困りの方の不安を少しでも減らしていきたいとの思いで、昨年5月に雨漏り110番熊本北店をオープンしました。
雨漏り診断士、登録建築板金基幹技能者、建築板金1級技能士が在籍しています。

今回ご紹介する雨漏り事例です。

[雨漏り事例]
概要

  • 熊本県玉名市
  • 築27年 木造2階建て
  • 施工後数年で1階和室から雨漏りが発生、施工した会社に連絡しシーリングにて処理。
    しばらくして再発→シーリング打ち直し→止まる→再発の繰り返しで調査をせず
    とりあえずシーリングで止めるというひどいアフターフォロー。
    雨の日は室内に落ちてくる雨水溜めておく容器交換のために外出すらできない。
    雨風が酷いときは2階寝室も雨漏りがおきる。
    原因を突き止め根本を改善しないからずっと治らずに雨漏りを繰り返す。
    最近は連絡しても施工した会社は忙しいと理由をつけて来なくなったので困っている。
    1度見に来てほしいというご依頼でした。

後日お伺いし雨漏り箇所付近の屋根に登ってみると・・・・・・

まず目についたのがこれでした!!!

シーリング材で塗り固めてありました(^_^;)

次にもっとも原因として疑わしい場所
少しでも濡れないようにとシートと土嚢が置いてあったので撤去してみると・・!!

材料が足らなかったからなのか?
なにか意図があるのか?
普通じゃ考えられない納め方をしてありました。
なぜこんな施工してあるのかとても不思議です。
早速散水にて確認作業を行いました。

すぐには再現できず向きを変えながら散水していると

20分ほどして出てきました!! お客様に状況を確認して頂きいつもと同じ雨漏り状況だと確認がとれました。
1階の雨漏りはやっぱりここでした!!!
原因が分かったら予算の相談、工法の説明をし了承を頂いてから改修工事のスタートです。

今回はカバー工法にてリフォームを行いました。
カバー工法は既存屋根の上から新しい屋根を被せる工法です。
既存の野地板などの傷みがない場合にお勧めしています。
既存材の廃棄が不要になるためその費用を抑える事もできます。

完成後の写真です。

完成後再び止水確認のための散水調査を行いましたが雨漏りは確認されませんでした。
次回のコラムでは、このお宅の2階の雨漏りについて書きたいと思います。

雨漏りでお困りの方は是非お近くの雨漏り110番にご連絡ください!!!
私たち雨漏り診断士が全力で雨漏りを解決いたします。

2019年3月13日
雨漏り110番熊本北店
木付悠太

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