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家を守る外壁塗装と家をキレイにする外壁塗装 業者の選び方編【雨漏り110番相模原店】

2019.04.09 雨漏り予防,建物のメンテナンス,家を守るために,雨漏り診断士協会,建物の維持管理,コラム

本日の雨漏り110番コラムは雨漏り110番相模原店の田中が担当します。
よろしくお願いします。

前回のコラムから引き続き「家を守る外壁塗装と家をキレイにする外壁塗装」についてお話をさせて頂きたいと思います。
前回のコラムの要点をおさらいします。

1.外壁塗装では雨漏りは止まらない。
2.塗装工事をする場合には「防水性」だけではなく「雨仕舞い」を考えて雨水の動きをコントロールする必要がある。
3.家を守る塗装工事を目指すのであれば業者の選び方が重要。

この様な内容をお伝えしました。
くわしくは前回のコラムをご覧ください→ https://amamori110.com/blog/1868/

では本題に入ります。
今回は「家を守る外壁塗装を行なうための業者の選び方」です。

このコラムを書くにあたり、現在、一般的に考えられている業者の選び方を確認しようと思い、インターネット検索をしてみたところ、以下の様な記載が多く見られました。

  • 3社以上の会社から見積りを取る
  • 法人である
  • 塗装工事業で建設業許可を得ている
  • 創業して10年以上
  • ホームページがある
  • ホームページに施工実績が多数掲載されている
  • 建物の診断書の内容が充実している
  • 見積り書に記載された塗料名が商品名で書かれている
  • 自社で施工を行う業者である
  • 塗装技能士が在籍している
  • 請負業者賠償責任保険に加入している
  • 工事後に保証書が発行される

ざっと、調べたところではこんな感じでした。
とは言え、これらに全て当てはまるからと言って良い業者とは言い切れませんし、ほとんど当てはまらなくても良い業者はいると思います。

今回は上記の12の項目の中から、「3社以上の会社から見積りをとる」「創業して10年以上」について詳しくお話をいたします。

まず一点目は「3社以上の会社から見積もりを取る」です。
これは、何社かを比較して検討するという事ですので、シンプルかつ有効的な手段です。
コツとしては、色々なタイプの会社に見積りを依頼する事がポイントです。
例えて言うと、ハウスメーカー系ばかり3社に見積りを依頼しても、内容に偏りが出る可能性が高いです。
具体的には、タイプの違う業者で3社 「ハウスメーカー系」「訪問販売会社」「地元の塗装店」などから見積もりを取ったほうが良いでしょう。

ハウスメーカー系は、施工品質が安定して最も安心感がありますが、金額は高めです。
訪問販売会社は、自社施工でない事が多く品質が安定していません。価格も会社によって開きがあり、すごく良い業者もいるが、悪質な業者も多いです。
地元の塗装店は、品質は比較的安定しており、価格も安めですが、職人の延長線上にあるような小規模な店舗も多く、事業の継続性が不安な店舗もあります。

「ハウスメーカー系」「訪問販売会社」「地元の塗装店」の3社から見積もりを取ると、大きく違った観点での提案が得られるかと思います。
金額も提案内容も大きな違いがある事が予想されますので、比較して検討がしやすいかと思います。
この3社の見積もりを取って検討した結果、例えば「地元の塗装店」が良いと判断されたとしても、即決するのは少々気が早いかと思います。
さらに、もう2社の地元の塗装店に見積りの依頼をして下さい。
そうすれば、3社の地元の塗装店を比べる事が出来るという事になります。

2点目の「創業して10年以上」について解説します。
10年という年月に特に決まりはありません。
別に創業7年でも問題はないと思いますが、ある程度は長い年月の実績がある業者を選ぶ事が重要だと思います。

これは、昨日今日開業した業者ではないという点で安心度合いが増すという事です。
塗装業界に限った事ではありませんが、新しく設立した法人の約60%の会社が1年後には倒産しているというデータがあります。
それが、設立から5年となると、生き残っている会社は約15%。10年になると6%。20年ともなると、0.3%となるそうです。
つまり、事業を継続的に存続させるという事は思いのほか困難なので、塗装工事を行った塗装店が、次回の塗装を行なう10年後まで存続している会社かと言う見極めはしなくてはなりません。
創業から5年以上経過していれば、廃業してしまった85%のほうの業者ではなく、選ばれた15%の業者だと考えられますので、少しは安心材料にはなると思います。
また、会社の場所が変わらず、工事の主たるエリアが地元であったならば、設立から5年たっても廃業しなかった、地域に選ばれた15%の業者だと言えると思います。
さらに、10年、20年、長くなればなるほどに生き残る事が難しいわけですから、会社の規模が大きくても、小さくても、創業からの年数が長い会社はより安心と言えますね。

最後にもう一点、私の持論を付け加えさせて頂きます。
「家を守る塗装業者の見分け方」についてです。
これは、前回のコラムでお伝えした内容ですが、塗装工事の目的は家を守る事です。
もし現状で雨漏りをしているのであれば雨漏りをしっかりと直した後に塗装をする必要がありますし、現状で雨漏りをしていないのであれば、次回の塗装工事の時まで雨漏りをしない対策を施した上で塗装工事を行う必要があるという事です。
つまり、塗装工事においては、塗装をする前に行うべき雨水を浸入させない為の下準備が最も重要なのです。
これを「家を守る塗装工事」と位置付けました。

では、実際の塗装工事を行う前に「家を守る塗装工事」を行う業者かどうかを見極めるポイントが何処にあるかが気になるところですが、残念ながら、ここを抑えれば間違いないという様な決定的な決め手はありません。
専門会ではない一般ユーザー様の目線で、業者の技術力や施工力を判断することは不可能に近いのですが、工事に対する気持ちや向き合い方で、業者としての質をある程度は判断する事が出来ると思います。

すでにお見積りをとられた方に対してですが「家を守る塗装工事」を行う業者を見極めるチェックリストを作成しました。
下記の項目にチェックを入れてみてください。

□現場調査の際に、雨漏りをしているかと質問された
□現場調査の際に、屋根(屋上)、バルコニー(ベランダ)に上がった
□現場調査は、雨漏り診断士の資格を所有している者が担当した
□他社は気が付かなかった箇所の、建物の問題などを指摘してくれた
□写真付きの診断書が提出されて、修繕の方法を細かく説明された
□見積り書の内容が細かく、塗料やシーリング材などの名称は正確に商品名で明記されている
□数か月先まで工事が決まっており、すぐには工事に取り掛かれないと言われた

以上の7項目です。
多ければ多いほどに良い業者である可能性が高いと考えられます。
1項目ずつ細かく解説します。

□現場調査の際に、雨漏りをしているかと質問された
これは、塗装工事を行おうとしている住宅が雨漏りしているかどうかという質問です。
この質問をしてこない会社は、雨漏りをさせないという事に関心がありませんので、塗装業者として全くの論外です。

□現場調査の際に、屋根(屋上)、バルコニー(ベランダ)に上がった
屋根に上らければ屋根の状況は判断できません、バルコニーに上がらなければバルコニーの状況は
判断できません。
屋根は地上から遠目に見るだけでも、面積は算出できますので見積りは作成できますが、正しい診断のない見積り書の金額に何の意味もないと思います。

□現場調査は、雨漏り診断士の資格を所有している者が担当した」
塗装の資格に塗装技能士というものがあります。
塗装技能士は塗装の技術や塗料の知識に対する資格ですので、それはそれで大変素晴らしいのですが、雨漏り修繕の専門家ではありません。
弊社の考える「家を守る為の塗装工事」という観点から考えると、雨漏り対応には雨漏り専門の有資格者である雨漏り診断士があたる事が望ましいと考えます。
雨漏り診断士も塗装技能士も両方持っていればより安心かと思います。

□他社は気が付かなかった箇所の、建物の問題を指摘してくれた
これで、建物を診断する能力が優れているか否かの判断が出来ると思います。
例えば、自分が重篤な病気だったとして、病気の原因を発見してくれた医師と、良く観もせずにただの風邪ですよと言った医師、どちらの医師が信頼できますか?という事です。
建物の問題のある箇所に気が付く事が出来なければ、どんなに高い技術を持っていたとしても宝の持ち腐れですので、建物の問題のある箇所を発見できるという網力(知識や技術)は非常に重要です。

□写真付きの診断書が提出されて、修繕の方法を細かく説明された
上項にて発見してくれた建物の問題点を、素人にも分かり易く説明してくれるかどうかも重要です。
例えば、手術の前に「難しい説明はしないが、私に任せておけば大丈夫」と言う医師と、レントゲン写真などを示しながら納得が行くまで病状と治療方法を説明してくれる医師、どちらの医師が信頼できますか?という事です。
黙って良い仕事をする沢山職人もいますが、やはり施工方法をよく理解した上で依頼する方が安心できるのではないかと思います。

□見積り書の内容が細かく、塗料やシーリング材の名称は正確に商品名で明記されている
これは必ずしも防水性能に直結はしませんが、会社としての基本的なあり方を表しています。
例えば、外壁の上塗り塗料が、「シリコン塗装」「SKプレミアムシリコン」と記載されていたします。
「シリコン塗装」では、どのメーカーの何と言う塗料か全くわかりません。
それに対して「SKプレミアムシリコン」であれば、インターネットで検索するなどして調べれば、SK化研と言うメーカーの、ラジカル制御型の水性シリコンという事がわかります。
物を買う時に、商品名やメーカーが分かるのは当たり前です。
例えば、家電量販店に行って、メーカー不明、詳細不明のカラーテレビを買う人はいませんよね?
塗料名を明記している業者と、そうでは無い業者、どちらの見積り書を提出してくる業者が、より安心ですか?という事です。

□数か月先まで工事が決まっており、すぐには工事に取り掛かれないと言われた
来週の仕事がなくて困っている業者と、数か月先まで工事が決まっている業者がいたとします。
会社の規模や、タイミングにもよりますので、一概には言えませんが、来週の仕事が無い業者はちょっと不安ですよね。
仕事が確保できていないという事は、最初の項目でお伝えした様な倒産してしまう会社なのかもしれません。
例えば、2件のラーメン屋さんが並んでいて、1時間の行列の出来ている店と、ガラガラですぐに入れる店、どちらが美味しい店でしょうか?

チェックリストの結果はいかがだったでしょうか?
業者選びの参考にして頂ければ嬉しく思います。

参考までに弊社がお客様に提出した診断書とお見積り書のイメージをご覧ください。
写真の上側が診断書で15枚。
下側が内容を変えたお見積り書で8種類です。

見積り書と診断書

長文のご拝読、誠にありがとうございました。

~まとめ~
自宅の塗装工事をする際には、ハウスメーカー系、訪問販売会社、地元の塗装店、などから最低3社のお見積りを取って比較する。
10年後まで会社が存続しているかどうかを見極める。
雨漏りを止める、防止する事に対して本気で向き合っている業者なのかどうかを見極める。

2019年4月9日
雨漏り110相模原店
田中徹正

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