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高圧水の散水調査って有りですか?無しですか? 練馬店

雨漏り110番 練馬店

外壁や屋根の塗装を行う前には既存の下地を洗浄しますが、その時に使用される機械が高圧洗浄機です。高圧洗浄機には業務用や家庭用等ありますがいわゆる散水ノズルとは水圧に大きな差があります。

先日、雨漏り調査のお見積りをご提出した時に管理会社の担当者の方から「散水調査は高圧洗浄機で行うのですか?他社の見積りには高圧洗浄機使用と記載されていたのですが?」とのご質問がありました。基本的に下記の理由により調査に高圧洗浄機は使用していない事をお伝え致しました。

※雨漏りした時の雨の状況も再現しながら調査を行う事が調査の精度を上げる事になります。
おそらく、高圧洗浄機の水圧は9.8MPa(100kgf/cm²)~14.71MPa(150kgf/cm²)程度で使用する事が多いと考えられますが、そういった強い水圧は自然の風雨ではあまりお目に掛からないのではないでしょうか。
雨漏りを無理やり再現したのでは本当の原因箇所を特定した事にはなりませんので。

台風の時だけ雨漏りする場合、普通の雨で雨漏りする場合、壁が濡れた時だけ雨漏りする場合など雨漏りが発生するときの状況は建物でそれぞれ違いますが建物に高圧水並みの雨が降り注いだり叩きつける事はどのくらいあるのでしょうか。もしも、普段の雨に高圧洗浄機並みの水圧があるとしたら屋根の塗装を行う時に下地の洗浄は必要ないはずです。苔も蔓延らないのでは?
だとしたら本当に助かりますけど。

強い水圧では普段は問題のない部位からの雨漏りまで引き起こす危険があります。よって、高圧洗浄機は雨漏りの調査には不向きだと考えます。お勧め出来ません。
散水ノズルで十分に雨漏りの再現は可能です。もしも、結果がなかなか出ないとしてもそれは散水位置や散水時間の問題であり決して水圧の問題ではないのです。(状況により、自然を超えない範囲で多少強めに散水する事はあります。)

そういった意味でも雨漏りを解決する一連の作業は簡単な事ではありません。これからも心して取り組みたいと思います。

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