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軽量発泡骨材混和モルタルはより保水してしまうのか? 練馬店

雨漏り110番 練馬店

壁面から突き出るように取り付けられたサッシの付け根付近の下部に雨漏りが発生して数カ月、既に数々の補修を繰り返してきたという。
過去の補修の結果では、浸出雨量が減ることはあっても雨漏りが完全に止まることはなかったとのこと。

雨漏り浸出までの時間は降雨後数時間を要しているようで、誰もすぐには気づくことは無いようでした。いつしか机に水溜りが出来ていて、そこで初めて雨漏りと認識されることが多かったようです。

雨の浸入口は水切り金物の納まりと関係があると感じ、タイル外壁の一部を斫って確認してみました。タイルの下端と水切り金物の間はシーリングで処理されていて仮にタイルの裏に雨が浸入した場合、雨の出口は塞がれている状況でした。

案の定、斫り進めているうちに下地のモルタルが湿気ったままになっている場所があちこちに散見されました。よって、水切り金物絡みの下地を全部斫ることにしました。すると、躯体コンクリートと水切り金物の間の隙間の状況が露わになってきました。想定通りといえば想定通りです。雨の浸入口はおそらくここで間違いありません。タイル目地などから微量に浸透すると思われる雨水が少し長めの時間を掛けながら下方に移動していると推察しました。

下地モルタルは軽量発泡骨材混和モルタル(通称:ティエスサンドモルタル)でした。
このモルタルは、亀裂防止効果や接着力などが優れているという事でいろんな下地に使用されています。
そこで、少し気になることとしては、ティエスモルタルは通常のモルタルと比較してより保水してしまうのではないか?という疑念です。というのも斫っている最中も濡れ色のティエスモルタルが多数目についたからです。でも、実際はそういった話を聞いたこともないので確証などはありませんが少し気になった次第です。そして、ティエスサンドには外部用と内部用が存在するということもちょっと引っかかります。しっかり使い分けてくれてればいいのですが・・・。

いずれ何らかの方法で検証してみようと考えています。

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